「ステイン・アライヴ」、“もっとも気分のあがる曲”にランクイン
Feedleader.com(オンライン版2020年5月26日付)等が報じたところによれば、ビー・ジーズの「ステイン・アライヴ」が「史上もっともハッピーな曲」リストにランクインしました。
同記事によれば、30~55歳の成人1,300人を対象にしたアンケート「聴けば気分が上がる曲」で、1位に輝いたのはエレクトリック・ライト・オーケストラの「ミスター・ブルースカイ」。回答者の5人に1人が、この曲を「究極のハッピーソング」に選んだそうです。
イギリスのグレーテスト・ヒッツ・ラジオ(Greatest Hits Radio)が実施したこの調査では、アバ、エルトン・ジョン、シックなど70年代後半に発表された曲がすべてトップ20入りを果たしたとか。回答者の年齢を考えると、納得の結果といえるでしょうか。
映画『グリース』(’78年)からはオリヴィア・ニュートン・ジョンとジョン・トラボルタのデュエット「You’re the One That I Want」(15位)と「Summer Nights」(26位)が2曲ランクイン。バリーが書いたテーマソングはいまいち幸福感において劣った(?)のか、ランクインしていません(ううう…)。上記の解析記事の内容を以下にざっとご紹介します。
グレーテスト・ヒッツ・ラジオのプレゼンターであるパット・シャープさんは、「グレーテスト・ヒッツ・ラジオを聴く人が増えており、音楽が人を幸せにしているというのは素晴らしいことです。特に現在のようなロックダウンの時期には、以前にもまして心躍る、気分のあがる曲が必要です。リスナーは若いころに聴いた音楽を特別に感じて、聴けばなつかしい幸せな気持ちになる。これまで感じていたそんなポジティブな関連性が今回の調査結果で確認されました。
特にアップテンポの曲は幸福感を高めるようで、当グレーテスト・ヒッツ・ラジオを聴くとエネルギッシュで明るい気持ちになっていただけるのもそのためでしょう。
これからも当ラジオを聞いて『年とったなあ』とかいうのではなく、良き時代を楽しく振り返っていただきたいと思います」等とコメント。
回答者の72パーセントがロックダウン中にはラジオを聴く時間が増えたと回答しているそうですが、行動科学者でアナウンサーのポール・マッケンナさんの説明によれば、聴くと幸せになる曲があるのは、「その曲が過去の良い時代と結びついているから。ある意味で、その曲を聴くとその幸せだった時代に戻れるわけですね。そして神経化学的な変化が生じて、幸福を感じる脳内物質がどっと出ます。だから大好きで“ハッピーにしてくれる”曲を聴くというのは、気持ちの面でも身体面でも健康にとても良いのです」。
おお~!! というわけで、ビー・ジーズを聴くことは精神衛生だけでなく体にも良いということですね!(まあ、3位なんですけど…BGDはビー・ジーズ応援サイトなので、そういう結論になります(笑))
「ハッピーな曲」トップ50は以下の通りです。ビー・ジーズは「ステイン・アライヴ」が堂々の3位に輝いたほか、「ユー・シュッド・ビー・ダンシング」が36位にランクインしています。ご存じのように、「ステイン・アライヴ」は内容的にはハッピーな曲といえるかどうか…というところなのですが、聴いた人の心を幸せにする、という意味では確かにこの順位はふさわしい(というか、もっと上でも良かったかも!)。
TOP 50 HAPPIEST SONGS
1. Mr Blue Sky – Elo
2. Don’t Stop Me Now – Queen
3. Stayin’ Alive -Bee Gees
4. Dancing Queen – Abba
5. Livin’ On a Prayer – Bon Jovi
6. Come on Eileen – Dexys Midnight Runners
7. You Can Call Me Al – Paul Simon
8. Walking on Sunshine – Katrina and the Waves
9. Just Can’t Get Enough – Depeche Mode
10. Never Gonna Give You Up – Rick Astley
11. Wake Up Boo – The Boo Radleys
12. Girls Just Wanna Have Fun- Cyndi Lauper
13. You Make Me Feel (Mighty Real) – Sylvester
14. Livin La Vida Loca – Ricky Martin
15. You’re The One That I Want – John Travolta & Olivia Newton-John
16. Good Times – Chic
17. Crocodile Rock – Elton John
18. Flashdance What a Feeling – Irene Cara
19. December 1963 (Oh What a Night) – Frankie Valli & The Four Seasons
20. That’s The Way I Like It – KC and the Sunshine Band
21. Celebration – Kool and the Gang
22. 1999 – Prince
23. Finally – Ce Ce Peniston
24. You’re The First The Last My Everything – Barry white
25. I Wanna Dance With Somebody (Who Loves Me) – Whitney Houston
26. Summer Nights – John Travolta & Olivia Newton-John
27. Jump (For My Love) – Pointer Sisters
28. I Got You (I Feel Good) – James Brown
29. Footloose – Kenny Loggins
30. Dancing in the Street – Martha Reeves & The Vandellas
31. Don’t Stop – Fleetwood Mac
32. Let’s Groove – Earth Wind & Fire
33. Into the Groove – Madonna
34. I’m Too Sexy – Right Said Fred
35. Walk Like An Egyptian – Bangles
36. You Should Be Dancing – Bee Gees
37. Always On My Mind – Pet Shop Boys
38. Hot Stuff – Donna Summer
39. Brown Eyed Girl – Van Morrison
40. Dancing on the Ceiling – Lionel Richie
41. Ain’t No Mountain High Enough – Diana Ross
42. Sweet Child o’ Mine – Guns n’ Roses
43. Move on Up – Curtis Mayfield
44. Take on Me – A-ha
45. Le Freak – Chic
46. I’m Gonna Be (500 miles) – Proclaimers
47. We Are Family – Sister Sledge
48. I’ll Be There for You – Rembrandts
49. Ain’t Nobody – Rufus & Chaka Khan
50. You Sexy Thing – Hot Chocolate
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