ロビン・ギブ、回復の見込みは5割?(テレグラフ紙2012年5月9日付)他

英紙テレグラフ(2012年5月9日付)が報じたところによれば、ロビンの親しい友人で、ここ数年は爆撃部隊の戦没者慰霊碑建設の活動にも一緒に携わってきたミュージシャンのジム・ドゥーリーがロビンの病状について「回復の見込みは50%」と語ったということです。 

同記事によれば、ロビンは現在では意識も戻り、肺炎も快癒したということですが、気管切開チューブを入れているため話すことはできず、瞬きで意思を伝えているそうです。「ドゥイーナ(夫人)の話では、ロビンは長期にわたって意識不明状態にあったため、これから元通りになるのが大変で、たとえ現在の状態から回復したとしても歩く練習から始めないといけない」とドゥーリーさんは語っています。 

「ロビンが回復する確率は5割でしょうが、夫人が心をこめて献身的に看病に当たっています。世界中の宗教でロビンのための祈りが捧げられており、ローマ法王からも特別の祝福が届く予定です。とにかくロビンが抗がん剤治療を再開できるだけの体力をつけるのが現在の目標です」

6月28日には慰霊碑の除幕式が予定されており、ロビンは建設の進む慰霊碑の写真が見たいと希望したとか。このチャリティの関係者は「みんなロビンがいなくて残念がっている」ということで、ぜひ除幕式にはロビンも元気に出席できるといいですね。とはいえ、あせりは禁物。ゆっくりとゆったりと治療してほしいと思います。

デイリー・ミラー紙が4月28日付けで流した「ロビンは近々退院か」という報道は時期尚早でしたが、この報道が事実になる日が一日も早く来ることを祈ってやみません。

なお2月にドゥーリーさんたちと一緒に慰霊碑建設現場を訪ねたときのロビンの写真を、同チャリティのサイトで見ることができます。

またこの報道は当然ですが「公式発表」ではありません。「5割」という数字もドゥーリーさんの意見だと思いますし、そのドゥーリーさんの意見もどこまで正確に報道されているかどうか、というところであると思われます。

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