【1967年秋】ビー・ジーズが日本デビューしたころ
1967年夏ごろのMusic Life誌(たぶん)からご紹介します。昨日も書いたように、当時、情報面で海外と日本の間にはかなりの時差がありました。MTVだってプロモーション・ビデオだって、まだ夢のまた夢だった時代です。
一九六七年のホープはこれだ! なんてタイトルでバッチリ宣伝されてるグループがザ・ビー・ジーズ(The Bee Gees)ご存知ですか? このグループ、イギリスからアメリカへと大変な人気を獲得し始めました。男性四人組で、デビュー曲は❝New York Mining Disaster 1941❞ サブ・タイトル(Have You Seen My Wife Mr. Jones?)です。マネージャーにB・エプスタインを得て、ミディアム・テンポの曲や、昔のビートルズを思わせるような三度の美しいハモリング等期待の新グループのムード濃いョー。5月20日のNME紙では16位にチャートされています。
まだヴィンス・メローニーが正式加入する前、4人組時代のビー・ジーズ紹介記事です。その後、ヴィンスの加入を得た彼らは秋には「マサチューセッツ」で全英ナンバーワンを達成し、NEMSでエプスタインのビジネス・パートナーだったロバート・スティグウッドのマネージメントのもと、押しも押されもしない人気グループにのし上がってゆきます。
ちなみに以前にも書いたかと思いますが、ロビンの最初の奥様モリー・ハリスさん(ミュージシャン、シンガー・ソングライターとして活躍しているスペンサー・ギブのお母さん)は、NEMSでエプスタインの秘書をしていたのがロビンとのなれそめだそうです。
{Bee Gees Days}
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