バリー・ギブ、ロンドン公演レポート

バリー・ギブatロンドンO2(2013年10月3日)

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バリー・ギブatロンドンO2(2013年10月3日)

バーミンガムにいらっしゃったBonnieさんに続いて、ロンドン公演にいらっしゃったtoroさんからのレポートをお届けします。

Live in London

バリーの「Immortality」が聴きたくて、ロンドンに行ってきました。
BeeGeesのコンサートは見たことがないので、初バリーです。

泊まったホテルは会場のO2から地下鉄で一駅、歩いても行けるというところで、
部屋からすぐ近くにO2が見えました。

午前中に下見に行った時には、ポスターもなく、ちょっと心配になるくらい閑散としていました。

開演前に腹ごしらえをして外に出てみると、店の前に「BEE GEES MENU」という看板
が。後から聞いたところによると、一夜限りでビージーズ関連のメニューを出したとのこ
と。知らずにスルーしていました。残念!

会場に入ると、前座の演奏が始まっていてほとんど満席でした。一曲目の「Jive Talkin’」から総立ち、すごい熱気です。
私がついていけたのは3曲目までで、あとはうずもれるように座って聴いていました。歌って踊って盛り上がる人たちの隙間からステージと横のモニターを見ていました
が、あまりバリーの表情が見られなかったのが残念です。でも声量もあり、体型も思っていた以上に引き締まっていて、かっこいいバリーでした。

ステージと観客の間に流れる何とも言えない暖かさに包まれた素晴らしいコンサートでした。

実は、コンサート前にバリーに会うことができました。もしも会えたら言おうとひそかに練習した言葉もなかなか出てこなくて、拙い英語で話す私を理解しようとするかのようにじっと見ていてくれたバリーの優しい眼差しが忘れられません。

toroさんのお友だちのSongbirdさんもロンドン行きを準備されていたそうですが、やむを得ない事情でぎりぎりになって断念されました。この経緯を伝え、「コンサートを断念せざるを得ないほど大変な状況の中で、バリーががんばっていることがSongbirdさんにとっても元気のもとになっている」ことを話したところ、バリーはじっと頷いてくれたそうです。

曲のあいまの語りでも、ときに大変につらそうに見えるバリーでしたが、 誰もが経験しないわけにはいかない人生の別れと悲しみを背負って歌い続けるその姿に、バリー、ロビン、モーリスの三人とともに歩んできたファンだけでなく、あらゆる人が勇気づけられている気がします。単なるコンサートツアーを超えた人生の旅のようなMythologyツアーです。

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