「もっとも記憶に残る70年代の映画音楽」20曲

映画『サタデー・ナイトフィーバー』(画像はYardbarker.comの記事より)

Yardbarker.comに掲載(2020年9日付)された「70年代の映画音楽ーーもっとも記憶に残る名曲20選(The most memorable songs from 70’s movies)」。筆者はクリス・モーガン。

70年代は映画にとって良い時代だった。史上もっともアイコニックな映画のいくつかはこの時代に作られている。オスカーの作品賞受賞作品のリストを見てみるといい。『ゴッドファーザー』シリーズが2本入っていたりする。70年代の映画にはまた忘れられない曲がたくさん使われていた。多くはその映画のために書き下ろされた曲だ。そのほかにも映画本体と分かちがたい存在となった曲もある。というわけで、70年代の映画からもっとも忘れられない曲を以下に一覧してみる。

というわけで、当然ながら(そりゃそうでしょ!)『サタデー・ナイト・フィーバー』からビー・ジーズの曲がランクインしました。ひとつの映画から1曲選ぶというやり方で、今回選ばれたのは「ステイン・アライヴ」。コメントは次のようなものです。

通りを闊歩するジョン・トラボルタが目に浮かぶ。ビー・ジーズと『サタデー・ナイト・フィーバー』は切っても切れないが、その中でももっとも忘れられない曲といえば「ステイン・アライヴ」だ。実にこれはシリーズ第二作のタイトルにまでなったのだ。

そのほかには映画『トミー』からエルトン・ジョンが歌った「ピンボールの魔術師」、『黒いジャガー』からテーマ曲「シャフト」、『ロッキーのテーマ(Gonna Fly Now)』、サム・ペキンパー監督の『ビリー・ザ・キッド』からボブ・ディランの「天国の扉」等々おなじみの曲がランクインしていますが、ビー・ジーズ関連の映画ではもうひとつ映画『グリース』が選ばれています。しかし曲は残念ながらバリーが書いた「グリースのテーマ」ではなく、オリヴィア・ニュートン=ジョンとジョン・トラボルタがデュエットした「You’re the One That I Want」でした。(たしかに、あの「ウッ、ウッ、ウ~」というところなど1~2度聴くと忘れられないかも)
ちょっと意外だったのは、『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』からキャット・スティーブンスの「If You Want To Sing Out, Sing Out」がランクインしていたことです。意外というのは、たいした曲ではないという意味ではなく、ボンド映画をはじめ、ヒット作オンパレードの中でこの映画はややカルト系かなと思っていたので。なかなか渋いチョイスですよね。
{Bee Gees Days}

 

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