【ファンのレポート】バリー・ギブのボストン公演を見て
「Night Fever」「More Than A Woman」「Grease」を歌うバリー
(2014年5月15日ボストンにて)
バリーのツアーも今日(日本時間5月20日)はいよいよ2番目のフィラデルフィアに達しているはずですね。初日のボストンについてはすでに各紙が絶賛の評を寄せていますが、今日はボストン公演を見たアメリカのファンの方のレポートをご紹介します。
昨夜、ボストン旅行から帰ってきました。とにかく「Wow!」としか言えない、予想を上回るコンサートでした。ビージーズのファンになって17年ですが、ギブ兄弟のオフィシャルなコンサートはこれが初体験。まあ1時間半ぐらいビージーズの有名なヒットのオンパレードを聞ければいいかな、という気持ちで行ったのですが、なんと2時間半にわたってビージーズのヒットだけでなく、「Spirits (Having Flown)」「With The Sun In My Eyes」、それにブルース・スプリングスティーンの「I’m On Fire」といった隠れた名曲も聴くことができました。バリーは声の調子も素晴らしく、「Stayin’ Alive」のファルセットは近年で最高の出来ではないかと思います。
それ以上に、これほどポジティブなエネルギーを発しているバリーを初めて見ました。またステージに立っていることがとにかく嬉しくて、幸せで、という感じで、観客の反応に心から感激している様子でした。コンサート中に何度も拍手が止らなくなり、「バリー、バリー」コールが始まったのですが、少なくとも1回はバリーの目に涙が浮かんでいました(「ニューヨーク炭鉱の悲劇」」のあとです)。決して忘れないであろう瞬間です。
もっと他のコンサートも見たいのですが、これ以上仕事を休めないのが残念。それでもこれから何年も何年もこの素晴らしいコンサートの思い出を胸にしていけます!
たったひとつ残念だったのはツアーTシャツが売られていなかったこと。売り場の人に聞いたらシャツはボストンではなくロサンジェルスに発送されたのだとか。でもバリーのMythology Tour Facebookページ運営者の話では、グッズ会社がいずれオンライン販売を始めるのではないかということでした。
(Thanks: Katie Johnson, Virginia, USA)
ケイティさん、素晴らしいレポートをありがとうございました。
グッズについてはこれまでもオンラインショップで売られたり、ツアー終盤・終了直後には割引き価格になったりしていますので、Tシャツなどが欲しいと言う方はネットショップの動向を要チェックです。
な んでもこの日のコンサートでは演奏中のバリーのところに行って、「ギターのピックをくれ」と要求した男性がいたのだとか。バリーが「ピックなんかない」と いうと、「がんばって前まで来たのに、なんにももらえないのかあ」と言ったそうです。バリーは「ピックはないけど、ぼくの指なら1本あげるよ」と言ったと か言わないとか。しかし指なんかあげちゃいかん!(と思います)。観客にもいろいろな人がいますが、さすがバリー、落ち着いたユーモアのある対応だったよう ですね。
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