ロビン・ギブの姻戚によるチャリティマラソンが実施されます

ウィリアム・グレイドンとドゥイーナ・ギブ

写真提供: Robin’s Run200

 

最近、ロビンの遺書の内容の一部がイギリスのマスコミに取り上げられ、ビージーズの曲の版権のロビンの分をはじめ遺産のほとんどがドゥイーナ夫人のものになることなどが話題を集めましたが、そのドゥイーナ夫人と夫人の親せきが参加・応援するチャリティマラソンが開催されます。

マラソンといっても42.195キロではなく、ロビンの自宅だったオックスフォードシャーのプリベンダル邸からスタートしてマン島のゴールまで200マイル(約322キロ)を7日間かけて走破しようというもの。

走者はロビンの元ボディガードで一時はマネージャーを務めたこともあるケン・グレイドン(ドゥイーナ夫人のいとこでもあります)の子息ウィリアム・グレイドンです。夫人の甥にあたるステーィブン・マーフィーも自転車で伴走するそうです。これまでハーフマラソンの経験しかないというウィリアムは今回のチャリティランに備えてこのところ訓練を積んできたとのこと。 

この200マイル走はロビンが応援していたマン島の子どものためのホスピス「レベッカ・ハウス」と在英傷痍軍人のための「カミング・ホーム」に加えて、ガンのための「ロイヤル・マーズデン」という、合わせて3つのチャリティのために行われます。寄付はこちらのリンクから(リンク先のページの下までスクロールダウンしてください)。

今回の企画は

「ロビンの思い出のためには、彼が支援していチャリティを応援するのが最善の方法だ」

からだということです。同時に、ミュージシャンとしてのロビンの思い出のために、活動記録でもあったオフィシャルサイトの貴重なデータ部分だけでも再オープンしてくれると良いですね。

マラソンはピンクの下着一枚という奇抜なスタイルで実施されますが、これは

あえてバカなかっこうをして、自分の尊厳を奪うことで、チャリティのための宣伝にしたい

からだそうです。

また、ドゥイーナ夫人のながらく絶版だった『コーマック』シリーズの最初の2巻が、夫人の友人で作家のジョン・マシューズが立ち上げた出版社ミスウッド・ブックス社から近く再販される予定だということです(The Wild Hunt、2013年7月14日付)。この2巻は3巻本の最初の2巻にあたり、夫人が30年来書き継いでいる3巻目もいよいよ近く完成・出版予定だと報じられています。

このミスウッド・ブックス社はロビンがRJ・ギブと歌った「インスタント・ラブ」を主題歌とする『Bloodtype: The Search (パート1パート2)』. を制作したミスウッド・フィルムズ社の新設自費出版部門だということです。なお、俳優志望であるRJ・ギブのなかなか血色の良い吸血鬼ぶりを見ることができる『Bloodtype: The Search』は予告編で、本編は結局、制作されずに終わっています。

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