ロビン・ギブ、著作権サミットに出席

閉会スピーチをするロビン(2011年6月9日)
閉会スピーチをするロビン(2011年6月9日)

CISAC(著作権協会国際連合)の会長を務めるロビンは、2011年6月7~9日にかけてベルギーの首都ブリュッセルで開催された著作権サミットに出席しました。

ロビンは世界各国の著作権協会代表を前にオープニングのカクテルパーティ(6日)で歓迎の辞を述べたほか、ル・モンド(フランス)、ビルボード(アメリカ)、サンデータイムズ(イギリス)各紙の取材に応じ、9日にメトロポール・ホテルで行われた総会の閉会スピーチでは、創作に携わる人々の権利を守るためにさらにいっそうの努力が必要であると語りました。このときの動画がCISACのサイトで公開されています。

ロビンは「このメッセージをみなさんに伝えたい(I’ve Gotta Get A Message To You)」と「獄中の手紙」のタイトルを使ったジョークなどもまじえて、「違法ダウンロード、海賊版の横行などの状況に立ち向かって著作権を守ろう」と訴えて、満場の拍手を浴びました。ジョークの方のウケはいまいち(?)でしょうか。何にせよ、お役目、ご苦労様です。 

また、会期中にロビンはクロアチアの大統領とインドからの代表団と会見しました。両国とも最近の著作権法改正にあたり、ロビンがCISACの会長として尽力したということです。また、サミットの会期中にはフランスの音楽家ジャン=ミシェル・ジャールや(ロビンが私淑するバート・バカラックとのチームで有名な)ハル・デイビッドとの出会いもあったそうです。 

サミットはブリュッセルの中心にあるスクエア・コンプレックスで開催されたため、ロビンはほど近いグランプラス界隈を散策する時間も少しだけあったということで、このときの様子はオフィシャルサイトに写真入りのブログで報告されています。忙しい滞在だったようですが、少しでもゆっくりする時間があってよかったですね。

現在、ロビンはイギリスにもどり、六月中はまた「タイタニック・レクイエム」のレコーディングが続きます。

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