映画『小さな恋のメロディ』全国でロードショー中
雨の季節になりましたが、初夏の雨や若葉のイメージと切り離せない映画『小さな恋のメロディ』が、現在東京で3週間の期間限定ロードショー中です。この後、順次全国で公開予定! 今年の夏は大画面で「メロディ・フェア」や「若葉のころ」が聴ける!
オフィシャルサイトはこちら。
音楽が愛された青春映画ということで、サイモンとガーファンクルの名曲が流れる『卒業』と同時上映ですが、各回入れ替え制ということなので、いわゆる2本立てではない模様。関連情報はこちらをご覧ください。
『小さな恋のメロディ』は現在、有楽町にある角川シネマ有楽町で、6月27日(木)まで上映中。
12時45分(~14時40分)の回と17時15分(~19時10分)の回に、1日2回上映されています。
その後の全国公開予定についてはこちらをご覧ください。愛知県の伏見ミリオン座では7月20日から公開、大阪の心斎橋シネマートでは8月16日公開予定です。
ブルーレイも発売されていますし、DVDでも何回も観ているかもしれませんが、やはり大画面で観るのは格別、というかたは、ぜひお見逃しなく!
ロンドンの朝まだきに流れる「イン・ザ・モーニング」、この映画でデビューしたトレイシー・ハイドが演じるヒロインのテーマ「メロディ・フェア」、おとなしいおぼっちゃんのダニエル君とガキ大将のトム(ジャック・ワイルドが好演)との階級を超えた友情のテーマ「ギヴ・ユア・ベスト」、恋するダニエル君のテーマ「ラヴ・サムバディ」、初めてのデート場面に印象的に流れた「若葉のころ」などなど、大画面に流れるビー・ジーズの音楽が圧巻です。
なお、劇場およびスクリーン・オンライン等で、公開当時の人気ぶりを示す雑誌『スクリーン』からの復刻記事を集めた特集号が限定発売されています。ただし、これは当時の『スクリーン』誌に掲載された紹介記事とかインタビュー記事をちょこちょこっと寄せ集めただけという印象のもので、「復刻ってコピーのことかい?」とがっかりするような画質の低さと、当時からのファンにとっては新しいところのない内容だということを(以前からのファンの方には)警告しておきます。ただし、いずれ、このサイトでご紹介したいと思っていた故荻昌弘氏の『小さな恋のメロディ』評も掲載されているのは朗報です。この荻氏の評と、スクリーン誌の後続号に掲載された双葉十三郎氏の短評を合わせると、『小さな恋のメロディ』をみごとに総括しているといえるのではないか、と長年思ってきました。この辺についてはできれば近く書いてみたいと思います。
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