リドリー・スコット、ビー・ジーズ映画の監督に決定

既報の通り、”交渉中”とされていたリドリー・スコット監督がビー・ジーズ映画の監督に正式決定しました。

Collider.com(2024年4月12日付)によれば、ラスヴェガスで開催された今年のCinemaConにおけるパラマウントのプレゼンテーションで正式発表が行われたということです。

長期にわたる製作を経て11月に全米公開予定の『グラディエーターII』のプロモーションのために今年のCinemaConに参加していたスコット監督は、昨年、これも長年かけて製作された『ナポレオン』を発表したばかり。ビー・ジーズの映画はこの2作に比べれば一大叙事詩というほどの規模にはならないでしょうが、今年87歳になるリドリー・スコットほどのベテラン監督にとってもミュージシャンの伝記映画という分野は新しい挑戦にあたります。映画はビー・ジーズのギブ兄弟最後のひとりとなったバリー・ギブが製作総指揮を務め、ステイシー・スナイダー、マイケル・プラス、リドリー・スコットがプロデュースにあたります。

スケジュール問題等も絡んで監督の人選が二転三転していたビー・ジーズの伝記映画ですが、最初にスコット監督の名前があがった段階で、これまでの監督候補の中でも群を抜いて大物であるということが話題になりました。その後、ご紹介した2023年のインタビュー記事での発言などから、バリー自身もスコット監督の手腕に期待していることがうかがえます。

ハリウッドのストのあおりから進行が遅れていた脚本は現在第二稿に入っているとも伝えられています。ぜひとも、ここはしっかりきっちり、良い脚本を練り上げて欲しいです!

(トップの画像はCollider.comの記事より)

{Bee Gees Days}

 

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