ビー・ジーズの伝記映画の監督候補にリドリー・スコットが浮上

ハリウッドの動きを伝える映画情報サイトDeadline.comが2024年2月15日付で伝えたところによれば、二転三転してきたビー・ジーズの伝記映画の監督候補として、リドリー・スコット監督の名前が浮上しているそうです。まだ確定ではないけれど、交渉が始まっているとのこと。

ケネス・ブラナー、ローリーン・スカファリア等がこれまで監督候補にあがってきていましたが、リドリー・スコットとなると超大物!しかもビー・ジーズとはけっこう因縁があります。

何しろリドリー・スコット監督といえば、1972年に企画段階でぽしゃったビー・ジーズの主演映画『キャッスルX』(怪奇映画になる予定だったみたいですよね)の監督と目されていた人物ですから、これが実現すると実に面白い!ですよね。

前にも書いたと思いますが、ビー・ジーズは1979年の(例のドキュメンタリー『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』にも出てきた)Spirits ツアーの最中にスコット監督の『エイリアン』を劇場を借り切って観に行ったとアメリカのメディアで報じられていた記憶があります。劇場で映画鑑賞するなんてとんでもない…という当時の彼らの人気の過熱ぶりを示す報道でしたが、79年の夏に全米でヒット中だったとはいえ、そうまでして観に行ったのにも因縁を感じますね。

なお、サイトCinemaholic.comが2023年11月30日付で、スカファリア監督のもとでの映画のタイトルは『You Should Be Dancing』になると伝えていましたが、バリーのマネージメントによれば、これは暫定的なワーキング・タイトルで、まだタイトルは決まっていないということでした。(そう聞いてちょっとほっとしたりしました。「You Should Be Dancing」は名曲ですが、ビー・ジーズがダンス・バンドだとかディスコ・バンドだとかいわれると複雑なものがありますから、別のタイトルの方がいいなあ、と思ったりしています)

{Bee Gees Days}

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