【決して忘れない】Remembering モーリス・ギブ 

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決して忘れない、モーリス・ギブ(1949年12月22日~2004年1月12日)

トップの画像は1970年、ビー・ジーズが解散期にあったときに、モーリスがミュージカル『Sing A Rude Song』に出演するために髭をそった際のもの。ルル夫人(当時)が髭を剃っている画像が、当時の音楽誌をにぎわせましたね。

ドキュメンタリー『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』の中でロビンが、「少年だったぼくたちは、解散の時期を経て”大人の男”として再会した」というようなことを述べていますが、この写真には、”少年と大人の男性”の狭間にいるモーリスがあらわれているように思います。

当時、まだ少年の面影があったモーリスですが、髭をたくわえるようになったことで年齢より成熟して見えてもいました。

きびしい業界の中で生き続けるために早く成長しなくてはならなかった彼らですが、同時に三人の中には「夢を追い続ける少年」の魂がいつまでも生きていたようです。

実はこのごろ、朝になるたびに(洗面などをすませながら)この映像を見ています。

特に好きなのは、In the daytime…とコーラスに厚みが加わるところ。モーリスの声が強く聞えてきて、その声にあらわれているやさしさ、あたたかさを思います。良くも悪くも主張が強いバリーとロビンの間で、いつも笑ったりちゃかしたりしながらサポートしていたモーリス。決定的な役割を果たしながら十分な注目を得られず、そのことで苦しみ続けたともいわれています。

もっともっと元気でいてくれたら…そうしたらきっとロビンだって病気にならず、去年のケネディ・センター名誉賞受賞式で、バリーと三人、楽しそうにからかいあう兄弟(アンディをいれて四人!)の姿を観ることができたかもしれない…。

こんなことを考え出すと、(前にも書いたかと思いますが)私は松田優作が早世したときの朝日新聞の訃報を思い出します。『ブラック・レイン』でハリウッドへの足がかりを作った彼が世界に向かってはばたくはずだった…と書かれていて、最後の締めくくりが「夢はいつもはかない」という言葉でした。

夢はいつもはかない……のかもしれないけれど、確かに心の中に残っている歌声に励まされながら、今年も更新を頑張りたいと思います。

年に一度のことじゃない、毎日があなたを思う記念日です。(ロビン・ギブ)

{Bee Gees Days}

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