9月1日はバリー・ギブの誕生日!

サイトを更新できないでいるうちに、すっかり遅くなってしまいましたが、Better late than never.ということで、「77歳のお誕生日おめでとうございます、バリー」

画像は60年代の英国ティーン誌より、『キューカンバー・キャッスル』のころのバリー・ギブ。誕生日メッセージに使うにはやっぱり笑顔の画像がいいなと手持ちの雑誌などをぱらぱらと観ていて、「よしっ」とこの笑顔に決めました!

明眸皓歯というのは美しい女性を形容する言葉だったかと思いますが、「ぱっちりと明るい瞳と白く輝く歯」が美しい人の条件のひとつ(ふたつ?)だとすると、この写真なんか、まさに明眸皓歯だなあとアップしながら思ってしまいました(笑)。

この少し前、60年代末のイギリスを席巻し、新しい時代の寵児となるかに見えたビー・ジーズでしたが、まだ若かった彼らにとって、いわゆる「ファースト・フェーム・シンドローム(初めての名声症候群)」は非常につらいものだったようです。内部分裂、解散、と思わぬ回り道が彼らを待っていました。

そんなビー・ジーズの足取りをたどった2020年のドキュメンタリー『ビー・ジーズ 栄光の軌跡(How Can You Mend A Broken Heart)』が、日本では昨年から今年にかけておそらく世界唯一の形で劇場公開されました。ビー・ジーズ・サイドや制作者たちが一番望んだ形での公開を実現できた国として、もっともっとこの作品を契機に、ビー・ジーズというグループの再定義と再認識を広めてゆきたいものです。

映画のラスト近く、バリーが歌う渾身の「ステイン・アライヴ」のステージに涙された方も多いことでしょう。

さらにエンドクレジットに流れた「バタフライ」も特筆に値します。「若葉のころ」や「傷心の日々」の原型ともいえる、美しい郷愁と喪失の歌です。映画で使われたのはバリーが2021年に発表したデュエット集『グリーンフィールズ:ザ・ギブ・ブラザーズ・ソングブック Vol. 1』からのバージョンでしたが、『ノスタルジア』等に入っていた若きビー・ジーズ・バージョンも素晴らしいですよね。

いつまでも元気で歌い続け、新しい曲を届け続けてくれたら、それはもちろん嬉しいけれど、とにかくバリーが元気で幸せでありますように! お誕生月にあたって改めてそう祈ります。

{Bee Gees Days}

 

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