【1976年9月18日米音楽紙】Cash Box紙の表紙を飾ったビー・ジーズ
今からちょうど44年前、1976年9月18日号のアメリカの音楽業界紙『キャッシュ・ボックス』は、なんと表・裏ともにビー・ジーズでした。
彼らについて書かれるときに、大きな誤解のひとつが「低迷していたがフィーバーで一挙にカムバックした」という論調。このところ書いていたように、すでに1975年の『メイン・コース』で彼らはチャート1位(「ジャイヴ・トーキン」)に返り咲いています。そして新機軸も評価され、大きな注目を浴びる中で1976年秋に発表された次回作がこの『チルドレン・オブ・ザ・ワールド』でした。
このタイミングで彼らのレコード・レーベルは裏面広告を打ちました。その結果、この号は裏表ともにビー・ジーズ! いかに注目度が高かったかということの証でもあります。
この裏表紙は「待望のニューアルバム(=『チルドレン・オブ・ザ・ワールド』)」の全面広告です。この段階ですでに先行販売された「ユー・シュッド・ビー・ダンシング」は全米チャート1位を獲得し、第二弾シングルとして「偽りの愛(Love So Right)」が発売されるところでした。
{Bee Gees Days}
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