【1972年】スクリーン誌1972年5月号「ビー・ジーズ初来日」

 

ここしばらく70年代後半、”フィーバー”までの時期を追いかけていましたが、ここで1972年初来日の小さな記事をご紹介します。スクリーン誌1972年5月号(だと思います)からの短信。画像は記者会見のものでした。

(右)「小さな恋のメロディ」のヒットと共に、音楽を担当したビー・ジーズの人気は急上昇。そのビー・ジーズのギブ兄弟、バリー、モーリス、ロビンの三人が、三月二十日来日、東京と大阪で公演を行ない、ファンを魅了しました。また、「いつも心に太陽を」に出演、主題歌も歌っていたルルが、バリー・ギブ夫人として同行していました(下)。

さすがに映画雑誌なので音楽誌とは少し切り口が違います。映画『小さな恋のメロディ』はともかく、ルル夫人を『いつも心に太陽を』関連で紹介していたのは、おそらくスクリーン誌だけだったのでは。ライバル誌として創刊されたばかりだったロードショー誌はビー・ジーズ東京公演を2ページの見開きで紹介してくれましたが、たぶんルルのことは無視していたと思います。

しかし「バリー・ギブ」夫人って違うでしょ。もちろん、正しくは「モーリス・ギブ」夫人であり、左下の写真にルルと一緒に写っているのも、当然ながらモーリスです。(ついでに書くと写真のクオリティが意外と低いのも残念ですね)

昨2022年、映画『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』(ブルーレイ版の健闘が嬉しい!)の最初の宣伝会議が開かれたとき、スタッフのひとりが、「実は今年(2022年)が初来日50周年だったので、そこにタイミングを合わせるという案もあった」とおっしゃったのですが、実は当方はその視点が全く欠けていたので、その時に「あっ!」と思いました。当サイトでも(このところしばらくやむを得ず開店休業状態である英語版も含めて)”50周年”を大々的にやりたかったなあと思います。

…と言いつつ、今年の3月も過ぎてしまいましたが、”初来日50周年”、何かやりたいなあと思います。乞うご期待。

{Bee Gees Days}

© 2009 - 2024 Bee Gees Days. 当サイト記事の引用・転載にあたっては出典(リンク)を記載してください。

おすすめ

error: 記事内容は保護されています。