ロビン・ギブ、ガーディアン紙と一問一答

夏にはベルギー、ドイツ、オランダでの公演が予定されているロビン。「2010年の活動予定」で取り上げたときにはまだまだ先の話のように思われたドイツ(マインツ)でのフリーコンサート出演まであと1週間を切りました。

秋以降はニュージーランド、オーストラリア、さらに12月には南米公演が計画されて、相変わらず活発に活動を続けるロビンですが、この週末は英国のガーディアン紙オンライン版7月31日号の「Q&A」コーナーに登場しました。

これはガーディアン紙のウィークエンド版に毎週掲載されている有名人を対象にした一問一答シリーズです。以下にロビンのなかなかユーモラスな受け答えを簡単にご紹介いたします。

Q: 一番最初の思い出は?

1歳のとき、マン島のスプリングバレーでハチに刺されたこと。

Q: 一番「恥~」な体験は?

ぼくの全人生。でも変える気はないです。

Q: 一番大切にしている持ち物は?
3つあって、モーリスが使っていた腕時計と帽子。それに60歳の誕生日にドゥイーナ(夫人)とRJ(ご子息)がくれたタイタニック号のスティール製ペン。

Q: 住みたい場所は?

いつも上空を飛んでいるので、もう「うち」とか「海外」とかの区別がなくなってます。

Q: 超能力が使えたら?

ペニシリンと消毒薬を持って過去へ。

Q: 不幸せになるのはどんなとき?

ネガティブな人と一緒にいるとき。

Q: みっともない癖は?

変な時間に食べたり寝たりすること。

Q: 仮装パーティに行くとしたら?

自分のままで。みんな、ぼくがビージーズ・トリビュート・バンドのメンバーだと思うでしょ。

Q: 人生最高のキスは?

タバコを吸わない人と。

Q: これまでに言われたもっともひどいことは?

1967年に、「おまえら絶対に成功しない」と言われました。

Q: 与えるのと与えられるのとではどっちが好き?

最近、やっぱり「与える」方が良いとはっきりしました。英空軍の空爆作戦部隊で世界に自由を取り戻すために命を捧げた55,000人の若者たちのための記念碑作りを支援し、許可を取り付けることに成功したので。

Q: もっとも後ろめたい楽しみは?

楽しいことにはめったに後ろめたさを感じません。人生は短い。

Q: 愛とはどんな感じ?

それって電気とか空気の色合いを説明しようとするようなもの。愛はただ「存在する」としか。

Q: 一番失望しているものとは?

現在の音楽業界の一部の様子。音楽が巨大カラオケ状態。

Q: 自分の過去を変えられるなら、何を変える?

弟のアンディとモーリス、それに父を失ったこと。

Q: 死にそうになった体験は?
1年の間に2度。1966年、オーストラリアで交通事故にあって車が3回転。それから1967年11月5日のヘザーグリーンの列車事故。

Q: 人生の質をあげてくれるものをひとつだけ選ぶと?

汚染がなくなること。

Q: あなたの最大の業績って何でしょう?

レノン=マッカートニーと並ぶ世界一成功した作品群を作り上げたこと。

Q: あなたのお葬式で演奏して欲しい曲は?

「How Deep Is Your Love」とモーツァルトの曲。

Q: 何かジョークを言ってください。

ユーモアは会話の中で自然に生まれる方が好き。

Q: あなたの秘密をひとつ教えてください。

実は歴史上の人物が眠っているイギリスの教会の墓地を訪ねてます。

確かに仮装パーティにそのままで行けば「ロビン・ギブに仮装している(そっくり!)」ということになるかもしれませんね。ペニシリンと消毒薬を持ってタイムトラベルすれば大勢の命が救えるかもしれません。

トップの写真は2010年5月、「American Idol」出演後空港でのロビンです。

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