バリー・ギブ、ベストドレッサー賞受賞≪1969年7月12日≫

ちょうど41年前の今日、1969年7月12日にバリー・ギブがラジオ・ルクセンブルグなどが主催した「ベスト・ドレッサー・オブ・ジ・イヤー(もっともセンスの良い服装をしたポップスター)」賞を受賞。当時のロンドンのファッションの中心地であったカーナビ―・ストリートで授賞式が行われました。

このときの様子をWPA Film Libraryで動画で見ることができます。警官まで出動するすごい人だかりに当時のバリーとビージーズの人気ぶりがうかがえますね。

この賞はこの年が初めてということで、当時、ファッションには非常に時間(と金!)をかけていたというバリーが栄えある初代受賞者でした。この賞、この段階では毎年恒例のイベントにする予定だったそうですが、2年目以降はどうなったのでしょうね。

画面にはイーコルズ、ステイタス・クォなど懐かしい顔ぶれも見えます。プレゼンター役をつとめてバリーのキスを受けているのは映画「フー・マンチュー」シリーズなどで知られ、アントニオーニ監督の「欲望」にも小さな役で出演していたという上海出身の女優ツァイ・チンです。当時、男性はモッズルック、女性はミニスカートが全盛期でした。

バリーは受賞スピーチの中で「派手すぎず、けばけばし過ず、センスのいいかっこうをするように努力している」ので、この受賞は「本当に嬉しい」と述べています。ちなみに当時、ロビンは「冬はもっぱらタートルネック派」(確かに)で、モーリスは紫や黄色など鮮やかな色の服装が好みだったそうです。

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