ロビン・ギブのラストソロアルバムについて最新情報

ロビンのソロアルバムをリリースするための作業は着々と進行中ですが、ドゥイーナ夫人が英国エクスプレス紙(オンライン版2014年7月13日付)の取材に応えていよいよ発売が近いことを明かしました。

同記事によれば「ロビンがマン島で生まれて初めて住んでいた家の住所」をタイトルにしたこのソロアルバム、 いよいよ今秋発売ということです。

記事中に

「バリー(ギブ)と一緒に仕事をしてジョイントアルバムにするつもりで着手したアルバムだけれど、ロビンは自分の病気に気づいて結局ひとりで仕上げたのです」

という夫人の発言がありますが、ちょっと「えっ?」という感じです。

そこでイギリスに電話して夫人に事情を聞いてみたところ、これは取材側の勘違いだそうです。

もともとはジョイントアルバムになる予定だった、という意味での発言ではありません。取材した記者の方が間違えたのね。ロビンはアルバムを仕上げたけれど、バリーと一緒に仕事をする予定があったので発売を延期したんです。バリーとロビンで一緒にアルバムを作る計画があったんですが、それは今回のこのアルバムのことではありません。でも結局バリーが体調を崩し、耳の手術を受けたりしているうちに、ロビンの方が具合が悪くなってしまって、結局ふたり一緒のアルバムは実現しなかったんです。

そのアルバムが実現していたら世界が変わっていたかもしれませんね。夢はいつも悲しい(これは映画『ブラックレイン』評で出演していた松田優作さんの死を悼んで書かれていた表現で、なぜか心に残っています。夢はいつも虚しい、だったかもしれません。たしかに夢はいつも悲しく虚しい)。しかしながらロビンのソロアルバムに関しては着々と作業が進んでいますので、また近く情報をお届けいたします。

(Thanks: Dwina Gibb)

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