ロビン・ギブ:英国のファンが語る思い出

2012年6月8日、ロビンをひと目見送ろうとギリス各地から集まった大勢のファンがテームの町の沿道をうずめました。中にはずっとビージーズを応援してきて、若き日のロビンにも何度も会ったというファンもおり、そんな人たちに取材した「ロビンの思い出の記」が「BBC News Oxford」(オンライン版2012年6月8日付)に掲載されました。ロビンの人柄がしのばれる内容ですので、簡単にまとめてご紹介します。

『”本当の紳士”でした』――ファンがしのぶロビン・ギブ

テームの町に集まったファンが口々に語るロビン・ギブ、どれも飾らぬ気さくな人柄をしのばせる内容でした。

バーミンガムから来たというリチャードさんは爆撃部隊のドキュメンタリー作りに際してロビンに会ったそうです。

「ランカスター爆撃機に一緒に乗ったのですが、そのあと15分か20分ぐらい話してくれました。少しもいやな顔をせず、本当に紳士という感じの人でしたね」

ハンプシャー州から来たというファンのソーニャさんは16歳のときにローヤル・アルバート・ホールに出演したロビンに会ったのが初対面だったそうです。「とにかくこれまで会った中で一番素晴らしい人です」

ソーニャさんはイギリス各地のロビンのコンサートを追いかけたそうですが、ロビンはスター気取りがまったくなく、いつも気さくに立ち止まって話してくれたそうです。

「あるときロンドンのレコーディングスタジオの外でみんなで待っていたら、ロビンが『ぼくより先にうちへついたらお茶をいれてあげる』って言ったんです。当時、ロビンはモンペリエスクエアに住んでいて、メルセデスで移動していたんですが、わたしたちの方はバスや地下鉄。それでもわたしたちの方が先に彼の家についてしまったので、『賭けは賭けだもんね』と言って中に入れてお茶を出してくれました」

地元テームのバーラさんは「少しもえらそうなところがなくて、いつも村の本屋で買い物をしていました。すごい読書家で、地元にとけこんでいました」。

ハートフィールドから来たモイラさんは12歳のころからビージーズのファンで彼らのコンサートを30回ぐらい見たとか。最近ではマイアミにバリーのコンサートを見に行ったそうです。「ロビンはいつも気さくでした。ビージーズは必ずファンのために時間をとってくれるんです」

{Bee Gees Days}

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