ビー・ジーズ記念プラークのレプリカ発売

イギリスでは、著名な人物がかつて住んだ家とか、歴史的な出来事があった場所に、銘板(プラーク)が設置されています。

2008年5月、ロンドンはウェストミンスター区、67 Brook Streetのとある建物に、Heritage Foundationによってビー・ジーズの「グリーン・プラーク」が設置されました。

世界デビューから長年にわたってプロデューサー&マネージャーを務めたロバート・スティグウッド率いるRSOの本拠地ともなった建物で、1968年から1980年にかけて、ビー・ジーズの3人は、そこでリハーサルをしたり、作曲をしたりしたとのことです。

本物のプラークは直径48センチメートルほどですが、レプリカが最近、250個限定、100ポンドで発売されました。大きさは12.5センチで、木製の台座があり、色はグリーンではなくブルーです。ロピンのサインが入ったカードが付されています。

ちなみにHeritage Foundationというのはイギリスの文化団体です。ロビンはリック・ウェイクマン等とともにこの団体のサポーターであり、2008年、2009年とこの団体の名誉会長も務めて、世界大戦で活躍したイギリスの戦闘機乗りたちの記念碑作りなど数々の文化活動やチャリティ運動の先頭に立っています。

2008年5月10日に行われたグリーン・プラークの除幕式(写真)では家族やファンが見守るなか、ロビンが思い出深い場所でスピーチを述べ、その後、近くのホテルに場所を移して会食とミニライブが行われたそうです。この模様はHeritage Foundationのサイトで写真入りで報じられています。

本物のプラークは全部で3つしかなく、ひとつはもちろんこの壁に。あとひとつはビー・ジーズ本人たちが保持。残るひとつは会食の席で行われたチャリティオークションで高額で落札されたということです。今回発売されたこの品はそのレプリカとなります。

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