【1979年11月米TV Guide】30 Years On (ビー・ジーズ30周年とNBC Bee Gees Special)

TV Guide 1979年11月号ちょうど今から30年前、1979年11月10~16日号のアメリカの『テレビガイド』誌です。

おりしも「フィーバー」の時代。ビージーズのキャリア最大の規模だった1979年夏のSpiritsツアーが終了したばかりでした。

NBCがこのツアーを取材した「Bee Gees Special」が11月21日の午後9時半から全米で放送されたので、彼らが表紙を飾り、中には「ビージーズがお茶の間のテレビにやってきた」という記事が掲載されています。

「新しいサウンドに挑戦して大成功のビージーズ」に取材したこの記事の中で、当時 29歳だった(なんと! 単純に計算すれば別に驚くことではないわけですが…)ロビンが「芸能生活20周年」であると語っています。(で、30年後の今が 50周年ですから、計算はあっていますね、はい)

バリーは多忙だったのでしょうか。この記事のために取材されたのはロビンとモーリスのふたりのようです。取材したロック・ジャーナリストのロバート・パーマーはふたりの印象をこう書いています。

マディソンスクエアガーデン公演を前に、当時ロングアイランドにあった自宅で取材に応じたロビン「30歳ぐらい。ひげがなくて、目がさめるような真っ赤なロングヘアの持ち主。気難しくて独りでいるのを好むタイプ」。

翌日、マンハッタンのホテルで取材したモーリス「ひげをはやした快活なタイプで、ユーモアがあって、ロビンとは正反対の印象」。ちなみにモーリスは取材中にビールを飲んでいたそうです。モーリスいわく、当時のビージーズの音楽は「踊れるビートルズ音楽」だとか。

この記事のためのインタビューには出席しなかったようですが、パーマーはバリーについては「まじめでハンサムで、自信にあふれていて、グループいちのブラックミュージック・ファン」と書いています。

あれから30年。筆者のパーマーも1997年に52歳で他界しています。合掌。

そして今年はめでたく50周年。目指せ100周年!

{Bee Gees Days}

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