ビー・ジーズの映画はどうなる? 撮影は延期?

来年春には撮影入りするといわれていたリドリー・スコット監督によるビー・ジーズの伝記映画ですが、ここに来て、スコット監督の日程に変更があったようで、どうやら次回作はピーター・ヘラー原作のSF映画になるようです。

少し前にその話題が映画関連サイトに出たところで、びっくりしてバリーのマネージメントに確認してみたのですが、「スコット監督は常に精力的に映画製作に取り組んでおり、今回のようなことは珍しくない。ロケハンやキャスティングなど、撮影のための準備はスコット監督のスタッフやGKフィルムズの方で着々と進めており、来年末には撮影が開始される」という旨の返答をいただきました。なんでもスコット監督は11台のカメラを一度に回して撮影するなど、いったん撮影入りするとすごく仕事が早いのだそうです。

ところが今度は、映画サイトworldofreel.com(2024年11月13日付)でリドリー・スコット監督自身が、「ビー・ジーズの映画についてちょっとした不都合が生じた」という旨の発言をして、ついには主筆のJordan Ruimyが「この映画、本当に実現するのだろうか、という気がしてきた」と書く始末。(トップに掲げた画像は、同記事より)

とはいえ、スコット監督自身はこの記事の中で次のように発言しています。

ビー・ジーズの映画ではちょっとした不都合があってね。まあ、詳しくはいわないけど。来年末にはこの映画の仕事に戻るつもりだよ。準備もしてきたし、つい最近もバリー・ギブと非常に良い打ち合わせもできた。何しろ彼に会うのは50年ぶりだったんだよ。

この「不都合」というのは何か音楽的版権関連だろうか、などという疑問も飛び交っていますが、とにかく来年初めに予定されていた撮影開始が来年末に延びたことは間違いないようです。

スコット監督はビー・ジーズの映画を含めて7本も企画を進行させているということなので、こういう変更は珍しくないのかもしれませんが、心配ではありますね。でもここまで来たら、脚本にもキャスティングにもしっかり時間をかけてほしいです。なまじ急いだりしない方が絶対に良いと思う。そういう意味では、撮影開始が遅れたというのは良い知らせかもしれません。満を持していってくれ!

もうひとつ、この記事によると「You Should Be Dancing」というタイトルはまだ暫定的なもので、決まったわけではないようです。個人的にはこれは嬉しいニュースでした。個人的にイチオシのタイトルは、『The Bee Gees: Stayin’ Alive』です。

(Thanks: Dick Ashby)

{Bee Gees Days}

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