【2023年12月3日】「受賞式には弟たちも一緒でした」ケネディ・センター名誉賞レッド・カーペットでのバリー・ギブ

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バリー・ギブ(ビー・ジーズ)、ケネディ・センター栄誉賞受賞関連の続報です。

元気なバリーの姿が久しぶりに見られて嬉しい、という連絡を大勢の方からいただきました。同時に「ロビンとモーリスが元気なころにこれが実現していたら…」という声も…。

写真は、変わらぬ美しさのリンダ夫人とともにレッド・カーペットに登場したバリー(Getty Images)です。

People誌(オンライン版2023年12月4日付)、Billboard誌(オンライン版2023年12月4日)等が一斉に伝えたところによれば、バリーは次のように語ったということです。

弟たちと僕自身のことを誇りに思っています。「僕ひとりの功績だ」とは思っていません。思ったこともありません。誇っていいと思うのは、調子がよくて、ノッていた時の僕たちが一緒にやりとげたことの数々です。

上記のPeople紙によれば、バリーはどこに行っても弟たちと一緒だと感じているそうです。

夜にロビンの歌声が聞こえて、「あ、今晩のロビンはノッてるなあ」と思ったりします。精神的に支えられているという感覚が常にあって、モーリスとも同じようなことがあります。いつだって、ぼくたちのうちの誰かひとりが輝けたときには、あとのふたりがそれを支えていました。それはわかっていた。弟たちもわかっていたし、だから今も支えてくれている。ぼくたちはお互いに支え合っていました

日曜日の式典にはふたりも一緒だったと思いますか、と聞かれたバリーの答えは

思います。

昨夜、ああ、一緒にいてくれてるな、と思いました。いるな、という感じがありました。胸がいっぱいになるような、何かが起きているという気配があるんです。感じるんです。スピーチの草稿は準備していません。もうそんなことしませんね。昔は書いておいたりしたんですけど、今はしません。立って何かいう、それだけです。自分でも何をいうかわかっていません」

その受賞スピーチについては、また後ほどご紹介します。

ビー・ジーズは決して仲が良かったわけではありません。不和の噂は絶えなかったし、本人たちも「仕事(音楽)以外ではほとんど交流がなく、交際範囲もぜんぜん違う」と常々発言していました。けれども、ビー・ジーズの3人(あるいはアンディを含む4兄弟)の間に本物の愛情があったこと、彼らがお互いを大切に思い合っていたことは誰にも否定できないでしょう。生涯をかけて、一緒に夢を追いかけた兄弟同士です。弟たちに守られたバリーに幸あれと願います。

{Bee Gees Days}

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