バリー・ギブがジョン・トラボルタ夫人の訃報に追悼メッセージを寄せました

ジョン・トラボルタと亡くなった愛妻のケリー・プレストン

ケリー・プレストンさんとジョン・トラボルタ(2015年2月)(写真はCBS Newsより)

cbsnews.com等が一斉に報じたところによれば、ジョン・トラボルタの愛妻で女優だったケリー・プレストンさんが2年間の闘病の末、乳がんで亡くなりました。57歳でした。トラボルタ自身がInstagramで発表しましたが、これに対してバリーが次のような追悼メッセージを寄せました。

ジョンへ、大切な奥様ケリーさんを亡くされたとうかがって、心からの悲しみにくれています。どうかくじけずにいてくださいと祈るような気持ちでいます。あなたを愛する全ての人と同じように、私もあなたを思っています。(7月13日、バリー・ギブ)

『サタデー・ナイト・フィーバー』の撮影中には当時の婚約者を亡くし、移動する飛行機の中で泣き続けていたというトラボルタですが、その後、ケリーさんとの間にめぐまれた息子さんを亡くし、今回はケリーさんと、弟3人に先立たれたバリーのように悲しみの多い人生に思われます。

考えてみれば、『サタデー・ナイト・フィーバー』もベトナム敗戦後の閉塞状況にあるアメリカでの出口のない青春を描いた暗い映画でした。トニーの友だちの死も描かれています。

ところが映画全体が残すイメージはまったく違う。白いスーツで天を指さすトラボルタの画像を見て思い出すのは、トニーの人生の暗い現実ではなく、光輝くダンスフロアでの目がさめるような彼。クラブの誰もが見惚れるその勇姿。そしてビー・ジーズだ。

(当サイト記事 — ”全米1位「愛はきらめきの中に」を検証する”より)

ビー・ジーズの音楽に包まれて光の中にあった若き日のトラボルタのイメージを思いつつ、ケリー・プレストンさんのご冥福をお祈りいたします。

{Bee Gees Days}

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