1974年10月18日(ビージーズ記者会見in Tokyo)
あれからなんと40年! 考えてみて改めてびっくりです。(『小さな恋のメロディ』方式でいくと”休暇を抜かして120学期”ですね)
40年前の今日、ビージーズはキャリア最長の日本ツアーをまさに始めようとしていました。この写真は宿舎だった今はない東京ヒルトンホテルで行われた記者会見の席にのぞむビージーズ。
ちょうど顔が切れてしまっていますが、後ろに立っていらっしゃるのはこのツアーでビージーズのオープニングをつとめた当時売り出し中だった日本の若きフォークロックグループ”ベル”の面々です。たしかステージではアルバート・ハモンドの「カリフォルニアの青い空」(「南カリフォルニアって雨なんか降らないみたい…」とうたうあれです)や元ジャックスの早川義男さんの「サルビアの花」等を披露していました。
最近(といっても10年前ぐらい(爆))にベルのメンバーのひとりが、「ビージーズも同行していたご家族もみんなとても気さくでやさしかったけれど、ロビンだけは人見知りが激しいのか話しかけにくい雰囲気だった」などと当時の楽屋話をネットに書いてくださっていました。そのロビンも最近(といっても20年ぐらい前(爆))に「今でも人見知りするけれど、昔ほど激烈には人見知りしなくなった」と発言。後年はだいぶひとあたりがよくなった印象です。
この日は雑誌社との取材や写真撮影などが行われていました。そのおりの記事のひとつはこちらでご紹介してあります。
1974年のツアーの日程は次の通りです。
10月19日 中野サンプラザ(東京)(午後サウンドチェック)
10月21日 広島郵便貯金ホール
10月22日 愛媛県民会館
10月23日 大阪フェスティバルホール
10月24日 京都会館
10月25日 大阪フェスティバルホール
10月26日 名古屋市民会館
10月28日 新宿厚生年金会館 (東京)
10月29日 静岡駿府会館
10月30日 横浜文化体育館
11月1日 新潟体育館
11月3日 中野サンプラザ (東京)
11月4日 中野サンプラザ(東京)
11月5日 宮城県民会館
11月6日 北海道厚生年金会館
このうち11月4日の中野サンプラザでの昼公演(マチネー)がテレビ東京系列局でのちに「Love Sounds Special ’74」として放送されました。’72年から3年続いたビージーズのLove Soundsシリーズの最後の番組となります。
この年はオーストラリアの方から北上してきてアジア公演をしていたはずなので時差ぼけということもないと思うのですが、夜型だったロビンのこんなほほえましい姿をファンの方がとらえています。
ちなみに(とっても余談)前にどこかで書いたかもしれませんが、上の写真でバリーが着ている縞模様入りのオレンジ色のセーターは、大人になってからはオフでのお揃い姿が少ない3兄弟には珍しく色違いのお揃いでした。ロビンは若緑、モーリスは白。ひょっとしてお母さんの手編み?? まだ20代だったから絵になりましたが50代でお揃いとかだとちょっと変だったかも(?)しれませんね。
(今回の写真は人気ブログ『土曜の夜はフィーバーだ!』を運営していらっしゃるbikkuriShimaさんのご厚意で提供していただきました。どうもありがとうございました♪)
【この記事2014年10月18日にアップされたものです】
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