生れ故郷マン島でビー・ジーズ像の建設計画

BBC.comの記事より

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BBCニュース(オンライン版2019年11月8日付)が報じたところによれば、ビー・ジーズの生まれ故郷であるマン島のダグラスに彼らの像を建てる計画があるそうです。

上記のBBCサイトに掲載された計画段階での右の図案を見ればわかるように、この像はかの「ステイン・アライヴ」のビデオをもとにリズムに乗って歩く3人の姿をイメージしたもの。

像の製作にあたるアンドルー・エドワーズ氏は、リヴァプールにあるビートルズ像やシラ・ブラック像の作者でもあります。ビー・ジーズのギブ3兄弟が生まれたマン島ダグラス、そのシーフロントにあるロッホ・プロムナードへの設置が計画されているそうです。

ダグラス市議会のデヴィッド・クリスチャンさんによれば、この像はギブ兄弟がいかにマン島出身であることを「誇りにしていたか」を示すものとして、レコード盤を模した土台部分にマン島の国歌「エラン・ヴァニン(Ellan Vannin)」の歌詞が刻まれたものになるということです。

クリスチャンの話では、ギブ兄弟は「常にマン島の出身であることを誇りに思い」、テレビ出演やコンサートに際してそのことをよく話題にして」おり、(2008年に)マン島の名誉島民に選ばれたときにも大変に喜んでいました。

議会広報担当者の話では、もしこの計画が承認されれば、2020年4月には像が立つだろうということです。そんなにすぐできるのか…。さて、「もう一つの故郷」であるオーストラリアのブリスベーンでの銅像およびビー・ジーズ遊歩道除幕式にはバリーが出席しましたが、今回はどうなるのでしょう。その前にこの計画が議会で承認されるかどうかも注目です。

最後に「エラン・ヴァニン」についてですが、ビー・ジーズは1997年にこの曲をレコーディングしてマン島のためのチャリティ活動に寄与しています。また、2008年にはロビンがこれもチャリティ用にマン島のキング・ウィリアムズ・カレッジ合唱団の子どもたちと一緒に歌ったバージョン(ホームカミング・ミックス)を発表しています。また、これは悲しいエピソードになりますが、2012年6月8日にオックスフォードシャーで行われたロビンの葬儀では埋葬時にこの曲がバグパイプで演奏されました。

{Bee Gees Days}

 

 

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