Remembering モーリス・ギブ【2025年】
モーリス・ギブ(1949年12月22日 – 2003年1月12日)
2003年1月12日はビー・ジーズという不世出のグループが永遠に活動を停止した日でもありました。
モーリスを失って以来、ふたりの兄バリーとロビンは、単発的に一緒に活動することはあっても恒久的な形でグループ活動を再開することはついにありませんでした。兄弟のうち誰ひとり欠けてもビー・ジーズは存在しえなかった…だけでなく、モーリスの存在はあまりにも大きかったのだと思います。
べ―シスト、マルチインストゥルメンタリストとして知られ、優れたハーモニー・ヴォーカリストだった彼は、あまり前面に出て歌うことを好まなかったようですが、ソロヴォーカリストとしてもふたりの兄にはない独特な粋でやさしい世界を持っており、特にビー・ジーズ最後のスタジオ・アルバムとなった『This Is Where I Came In』に収められた「Walking On Air」の完成度の高さ、美しさ を思うと、元気でいてくれたらどれほど素晴らしい作品を展開してくれただろうと思わずにはいられません。あまりにも早すぎた死がいつまでも惜しまれます。
それ以上に、別に作品なんて作らなくてもいいから、元気で幸せでいてほしかったです。53歳という早すぎた死でした。
Remembering Maurice Gibb today and always.
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