新発売の雑誌「昭和40年男」に『小さな恋のメロディ』の記事が掲載されています

雑誌『昭和40年男』の最新号(2024年6月号)の特集は”俺たちが愛した昭和映画”ーーというわけで、当然ながら『小さな恋のメロディ』も取り上げられています。そのほか、”俺たちのスクリーン・アイドル”という記事では、ソフィ・マルソー、フィービー・ケイツ、ブルック・シールズと並んで、メロディちゃんことトレイシー・ハイドがトップに取り上げられています。

発売したばかりの最新号なので、詳しい内容の紹介は差し控えますが、『メロディ』ファンのみなさんは要チェックです!

この雑誌、寡聞にして知らなかったのですが、英語のタイトルを”Born in 1965”というらしく、文字通り「昭和40年(=西暦1965年)に生まれた日本の男性世代」に照準をあわせて当時の文化を語る内容のようです。『小さな恋のメロディ』は1971年日本公開ですから、この層はリアルタイムで劇場公開を観たというより、テレビ放映で観たとか、リバイバル上映を観たとかいう感じでしょうか。

トップの画像で一部紹介した特集記事の筆者は俳優の津田寛治さん。昭和40年生れだそうです。やはりリアルタイムでは観ていないけれど、まずはサントラを買って(おお、やるじゃないか!)ジャケットのイメージを大切にしていた、などと思いのたけを語っています。

「当時は子どもの恋愛を本格的に描いた最初の作品みたいに思っていたけれど、実は大人向きに作られていたんじゃないか」と深くご自分に引き付けて観ていらっしゃって、”メロディ”愛が感じられます。

この映画は大人や子どもの複数の視点から語られて重層的になっており、ビー・ジーズの歌は”大人の視点”に立っているというのは、当サイトでも「イン・ザ・モーニング」に関する項あたりで書いた記憶があります。(何しろ記事のトータル数が膨大になってしまって、間違って同じ英語の記事を二度訳してしまったこともあるぐらいで、自分でもだんだん何を書いたのか、何を紹介したのか、寄る年波とともに曖昧になっているのであります(冷や汗)

この記事については、マーク&トレイシーのおふたりにご連絡したところ、「今でもこんな風に取り上げてくれるなんて嬉しいなあ」という喜びの声が返ってきました。そういえば、今日5月16日はトレイシーの誕生日ですね。おめでとうございます、トレイシー!(やっぱりあなたは若葉のころの申し子だ)

{Bee Gees Days}

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