【2023年6月】バリー・ギブ、グラストンベリー歴代トップ・パフォーマンスにランク入り

このところサイト更新のペースを維持するのが難しく……これも実は昨年6月付の記事です。題して

”グラストンベリーのレジェンド・ステージでの歴代パフォーマンスのランキング” (smoothradio.com、2023年6月19日付

英国の夏を代表する音楽フェスであるグラストンベリー・フェスティバルがコロナ禍による2年間の休止を経て昨2023年夏に再開されました。その再開を記念して書かれた記事なので、年が明けて2月も半ば過ぎにご紹介するのはまったくもってタイミングを失したも良いところなのですが、”Better late than never”ということで…(笑ってごまかす……)。…すみません。

グラストンベリーの華といえば、最終日にあたる日曜日のセンターステージ、いわゆるピラミッド・ステージに登場するレジェンド枠のスーパースターたちのパフォーマンスです。この記事は歴代のレジェンド枠アーティストのパフォーマンスをランキングしたものです。筆者はTom Eames氏。

バリーはグラストンベリーに2回出演しています。

1度は2016年、コールドプレイのステージのスペシャル・ゲストとして(やっぱりバリー! バリー・ギブ@グラストンベリー【続報】)。

そして翌2017年にはついにバリー自身がセンターステージの”主役”として登場(グラストンベリーでのバリー・ギブの神対応)。この時のステージは映画『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』のラストにも印象的に登場しています。

さて、錚々たるレジェンドたちの中ではたしてバリーは何位にランクされたでしょうか。…というわけで、ランキングのご紹介は、やっぱり下から行きましょうか。

17位 ジェームズ・ブラウン(2004年)

ソウルのゴッドファーザーといわれるブラウンはこのとき71歳でした。

16位 ロッド・スチュワート(2002年)

観衆が「セーリング」に唱和する場面が圧巻です。

15位 ブライアン・ウィルソン(2005年)

クライマックスは「グッド・バイブレーション」。

14位 シャーリー・バッシー (2007年)

ビッグ・バンドを引き連れて貫禄の「ビッグ・スペンダー」を聴かせます。

13位 ジェフ・リンズELO(2016年)

曲は「ミスター・ブルー・スカイ」。

12位 トム・ジョーンズ(2009年)

「Why, why, why」のリフレインで有名な「デライラ」で相変わらずの肺活量を聴かせています。

11位 ローリング・ストーンズ(2009年)

”忘れられない名演だった”とたたえられているストーンズの曲は「スタート・ミー・アップ」。

10位 ジョニー・キャッシュ (1994)

1994年にキャッシュがピラミッド・ステージに登場したことで、いわゆるレジェンド枠というものが生まれたと言われているそうです。

9位 ケニー・ロジャース(2013年)

キャッシュのステージから20年後、もうひとりのカントリーのスーパースターがレジェンド枠に登場しました。(ここで紹介されているのは別の曲ですがこの時のステージで「アイランズ・イン・ストリーム」を観客が一緒に歌ったのは有名な逸話です)

8位 ドリー・パートン (2014年)

ケニーから「あれは楽しかったよ~」と聞いたのか、翌年はドリー・パートンが登場。紹介されている曲は「ジョリーン」。

7位 カイリー・ミノーグ」 (2019年)

曲は「スピニング・アラウンド」。観客の笑顔が印象的です。

6位 ポール・マッカートニー(2004年)

ビートルズのメンバーとしては初めてグラストンベリーに登場。33曲も歌ったそうです。

5位 ライオネル・リッチー(2015年)

4位 スティーヴィー・ワンダー(2010年)

2010年時点で亡くなって1年だったマイケル・ジャクソンの追悼も入ったセットリストでした。

3位 バリー・ギブ (2017年)

”バリーは見事に仕上げてきていて、弟たちはいなかったけれども力強く歌うその姿を見られたのは喜び以外のなにものでもありませんでした”。

2位 ポール・マッカートニー(2022年)

ポール80歳、再びグラストンベリーに出演しました。ジョン・レノンとの”デュエット”や、デイヴ・グロール、ブルース・スプリングスティーンのゲスト出演もあって、多彩なセットで魅せました。

1位 デヴィッド・ボウイ (2000年)

90年代にはやや身を潜めていた感のあったボウイですが、2000年代に入ってメインストリームに復帰。グラストンベリーでは「ヒーローズ」その他の熱演で観客を歓喜させました。

お~! というわけで、バリーは3位。3人そろっていたら1位だったんじゃないか(彼らのステージはハーモニーや歌のうまさという高度な技術面は別にしても、3人のインターアクションに見える人間性の輝きが格段に素晴らしいから)と思うのですが、でもこの顔ぶれの中で3位は立派ですよね!

このステージでのバリーの「ステイン・アライヴ」は映画『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』のクライマックスにも登場し、ひとり歌い続けるバリーの姿に涙した人も多かったはずです。来日の折リのインタビューでは、メロディちゃんことトレイシー・ハイドさんが「胸を打たれた」と発言していたのも記憶に新しいところです。

なお、このランキングですが、記事を書いた方の個人ランキングなのでしょうかね。

{Bee Gees Days}

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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