若葉のころのバリー&モーリス・ギブ夫妻(1969年4月)
今年も5月1日がめぐってきて過ぎていきました。これは1969年当時の音楽誌(『ミュージック・ライフ』)に掲載されたある日のビージーズ。
キャプションには「4月24日、アカプルコのハネムーンから帰ってきたばかりのルルとモーリスは、バリーと彼のガール・フレンドのリンダと一緒に休日を過ごしました。全員ホワイト・ルックといういでたちです」とあります。
5月1日関連で取り上げたのは、ここに写っている白い犬が有名なバーナビー君だからです。5月1日は彼の誕生日―実際には彼がバリー家に到着した日―を曲のタイトルに使ったものです。
背景を見るとこの写真はどうやら空港で撮られた模様。ハネムーンから帰った(なんだかモーリスが日焼けしている?)ふたりを出迎えて、この後バリーとモーリスはスタジオ入りしたのでしょうか。すでにロビンは去り、この日、IBCスタジオで「Tomorrow Tomorrow/Sun In My Morning」のデモが作られています。
バリーは今年1月のスティグウッドの訃報に際しては「5月1日が来るたびにあなたからの電話を思い出すでしょう、あなたを思うでしょう」とコメントしています。この曲はいろいろな点でグループにとって意味があったようで、ロビンも東京でこの曲を歌うときには、「バリーに捧げます」と前置きしていましたね。
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