こんなこと言ってた時代もありました

5人組時代のビージーズは、年齢的にもまだまだ「アイドル」扱い。イギリスのティーン雑誌「Fabulous 208」の1969年増刊号(1968年発行)に登場した若かりし彼らへの質問は、ズバリ(?)「好きな女性のタイプは?」

まず、バリーは「スウェーデンの女性が特に好き」と回答しております(おいおい)。「どっちにしても理想のタイプは背が高くてほっそりしていて、ブロンドのロングヘアで、ユーモアのセンスのある子。美人だけど頭が悪いってのはダメだけど、ビージーズの活動にしゃしゃり出てきたりしないで、影で支えてくれるタイプが良い」そうです。

 

ロビンは「身長が5フィート9インチなので、自分より背が低い子がいい」そうです(なるほど)。「でも大事なのは出るべきところは出ていること」だそうですが、かといって「太っているのは論外」で、髪の毛は「ショートでオードリー・ヘップバーンみたいな感じ。シティガールでも”村娘”タイプでも、どっちでも」だそうです。

 

外見への注文ばかり(?)のロビンに対してモーリスは「小柄で現代的な感じだけど、ツイッギーみたいにがりがりじゃない子。気さくでユーモアのセンスがあって、ぼくはクラブやパーティが好きだから、一緒に行ってくれる子がいい」と申されております。

 

ついでに(と言ってはなんですが)ギターのヴィンス・メローニーは「家でギターを弾いているのが一番好きなので音楽の好きな子がいい」と一番まともなことをおっしゃっておられます。ドラムスのコリン・ピーターセンは「気さくでちゃんと話相手になる女性で、髪はロングのストレートが好み」だそうです。

バリーはリンダ夫人と出会う前ですが、モーリスとロビンの回答はすでにいずれ結婚するそれぞれの最初の夫人がイメージにあるような感じですね。

ちなみに好みの食べ物は全員が「ぶあついステーキ」(現在のロビンは20数年来のベジタリアン)で、飲み物は紅茶とコークとミルクだそうです。ヴィンス・メローニーは「ミルクを水で薄めたのが好き」だそうですが、そりゃまた何のこっちゃい。

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