ロビン・ギブの家族によるBBCダービー局インタビュー
既報の通り、ロビン・ギブの『フィフティ・セント・キャサリンズ・ドライヴ』をプロモーションするためにドゥイーナ夫人とご子息のRJ・ギブはBBCの地方局を対象に短いインタビューを展開しました。こちらのリンク にはBBCラジオのダービー局でアンディ・ポッターの取材を受けるふたりの様子がアップされています(10月1日放送)。
残念ながら英国外からは聞けないようですので、以下に内容を簡単にまとめてご紹介します。
ドゥイーナ夫人: ロビンが『フィフティ・セント・キャサリンズ・ドライヴ』をお蔵入りにしたのはバリーと一緒にビージーズの新作アルバムを作る計画があったからです。ただ、その後、ロビンは健康を害した上にバリーも調子が悪かったので、この計画は実現しませんでした。
RJ: アルバム用の選曲には時間をかけました。父はその後、2回ほどこのアルバムを出そうともしたのです。この中で「インスタント・ラヴ」「ワン・ウェイ・ラヴ」それに『タイタニック・レクイエム』のための「ドント・クライ・アローン」はぼくと父との共作です。アルバムのプロダクション作業をぼくが終えたのが2013年、その後、収録曲を変更して「アイ・アム・ザ・ワールド」と「シドニー」を追加しました。「シドニー」は父が兄弟について書いた曲です。
インタビュアー: 声を聞くとつらいでしょうね。
RJ: 写真を見えないところに片付けたり、声を聞かないようにしたり、というようなことはぼくたちは一度もしませんでした。父を亡くしたあと、浴びるように父の音楽を聴きました。
夫人: 自宅での作業中に断片的に聞いていた歌をこうやって完成形で聞けてうれしいです。自分の人生を歌った曲が多いのでそれを思うととても悲しいのですが。
イ: レコーディング途中にちょっと距離を置いて聞くのと、今のようにまさにその渦中にあって聞くのとでは、聴き方が違ってきますか?
夫人: いまはどっぷりと浸っている聴き方です。ロビンの声を聞くのはうれしいですし、このアルバムの曲はどれも大好きなものばかりです。ちょっとビージーズの昔の曲のような物語のある曲ばかりです。
RJ: アルバムの曲にはすべて自伝的な意味があって、父の伝えたかったメッセージがこもっているので、ぼくにとってはせつないです。
(Thanks: Michelle Gibson)
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