ロビン・ギブの最後のソロアルバム、今秋発売予定

ロビン・ギブ(2011年5月)

ロビン・ギブ(2011年5月)

英デイリーメール紙(オンライン版2012年8月17日)が報じたところによれば、ロビン・ギブの最後のソロアルバムが今秋に発売予定だということです。 

ロビンの遺作となるこのアルバムは『50 St. Catherine’s Drive』と呼ばれてきた主に2008年にレコーディングされたコレクションです。発売される詳しい内容や曲順はまだ不明ですが、研究サイトGibb Songsによれば2009年6月付けで以下の内容がアメリカ合衆国著作権局に登録されているということです。 

1.   My Personal 9/11 (ロビンのオフィシャルサイトによれば「911 」と改題)
2.   All I Have Is Now
3.   Sorry
4.   Cherish
5.   Mother
6.   Wanted
7.   Don’t Go Now
8.   Days of Wine and Roses
9.   Sanctuary
10. Avalanche
11. Anniversary
12. Don’t Cry Alone
13. Solid
14. I Am the World

このうち「Don’t Cry Alone」はオーケストラ付きのバージョンが遺作『タイタニック・レクイエム(Titanic Requiem)』に収められているほか、「911」「Cherish」は現在閉鎖中のロビンのオフィシャルサイトで一部が公開、オーストラリア時代の作品のリメイクである「I Am the World」も一部が流出していますが、まだ全貌がわからない曲がほとんどで、ロビン自身がさらに作業を続けることを希望していたために死後の発表となったものとも言われています。

ほとんどは『 This Is Where I Came in 』でも名コンビぶりを発揮したピーター・ジョン・ヴェッテーゼとの共作です(これもGibb Songsによれば著作権はロビンが65%、ヴェッテーゼが35%という形で登録されているそうです)。『Magnet』『My Favourite Carols 』以来のソロボーカルによるスタジオアルバムで、自作曲によるソロアルバムとしては1985年の『Walls Have Eyes』以来実に27年ぶりということになります。

イギリスではワーナー・ミュージックから発売されるということで、詳しい発売予定、日本での発売はどうなるかなどについては、また詳細がわかり次第、ご報告いたします。

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