1972年3月ビージーズ初来日の足跡をたどって(その1)

1972年3月23日渋谷公会堂でのビージーズ
1972年3月23日渋谷公会堂でのビージーズ

40年前の今日、ビージーズは東京武道館のステージに立ちました。ビージーズが武道館に出演したのは1972年の初来日の東京の2晩目にあたるこのときだけ。まだまだ肌寒い夜だったのをよく覚えています。前座は岸部シローとブレッド&バターでした。(ポリドールつながり、タイガースつながりでしょうか)

来日40周年(!)を記念して、今回は1972年春3月の彼らの日本での足取りを2 回に分けてたどってみることにいたします。(実は去年の当サイトのアンケートでも来日時の情報をもっと、というリクエストを一番多くいただきましたので)

右の写真は武道館ではなく、初日1972年3月23日の渋谷公会堂の記事です。掲載誌はたぶん週刊FMかFM Fanのどちらか。(正確に覚えていらっしゃる方がいたら教えてください。当時は若かった(ほんとですって!)ので、数十年の年を経てこんなに記憶力が減退するとは思いもよらず、切抜きの裏にどの雑誌からの記事かを書いてもいなかったのでした。今見ると何が何やらさっぱり状態であります) 

  

3月20日(月): 21時04分着MSA640便でシンガポールから到着。(お父さんのヒュー・ギブやモーリス夫人のルルも一緒)
3月21日(火): オフ(東京見物など)&会食。
3 月22日(水: 宿舎だった東京ヒルトンで記者会見。ポリドールから『小さな恋のメロディ』サントラのゴールドディスクを贈呈。
スポーツ紙などの報道に よればビージーズは「個室マッサージ(いわゆるソープですがな)に関心がある」と発言した模様。(そんなことを言いそうなのは、三人の中では……やっぱりあの方でしょう な)
  4時から904号室で音楽誌ミュージックライフの独占インタビュー。
3月23日(木): 渋谷公会堂公演。(ポリドールからの依頼により特別に他の国では歌っていない「メロディ・フェア」を演奏)

≪この年のセットリストについては「初来日篇その2」をご覧ください≫
3月24日(金) : 武道館公演。
3月25日(土) : 大阪フェスティバルホール公演。(リハーサルでモーリスとアラン・ケンドールが「胸いっぱいの愛を」を演奏したとか)
3月26日(日) : 大阪フェスティバルホール公演。(昼間、バリー&リンダ夫人は買い物へ。モーリス、ルル、ロビンは同ホールで公演をしていたフォーリーブスのショーを鑑賞。モーリスが早速自分たちのコンサート中に彼らのアクションをマネしてウケていたとか)
3月27日(月): 東京へ移動。
3月28日(火): 朝6時に宿舎を出て、9時半発のMSA639便で次の公演地のクアラルンプールへ。

以上、「ミュージックライフ」誌の来日特集号に当時ポリドールでビージーズを担当していた塩田真弘さんが書いた記事を元に他の報道などから補いました。(その2)では当時の雑誌に掲載されたインタビュー記事やコンサート評などをご紹介いたします。

{Bee Gees Days}

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