あれから8年…モーリス・ギブを偲んで
8年の時が流れ、「ロック音楽史における今日という日」についてのサイト(Gibson.com)に2011年1月12日付けでこんな記事が掲載されました。
ビージーズのメンバー中では「静かな男」と言われていたモーリスだが、2003年のこの日、彼が亡くなったことで、音楽史上でもっとも息の長い人気を誇ったグループのひとつが永遠の静けさに閉ざされることになった。残ったバリーとロビンは、その後、何度か一緒にステージには立ったが、モーリスがいないいま二度と元通りではありえない…それは誰もが認めるところだろう。
あれから8年…。今年も1月12日がやって来て、そして過ぎていきました。2007年3月4日にフロリダで行われた「モーリス・ギブ記念公園」の除幕式でのバリーとロビンのスピーチの抜粋をご紹介します。(YouTubeの画像はこちらです)
ぼくたちの弟は本当に素晴らしい人間でした。夢見る人、アーティスト、ミュージシャン、マジシャン、コメディアン…そして弟であり、夫であり、父親であり、友人だったMo。いろんな装置や仕掛けが大好き、そんなやつでした。(バリー)
思い出すという意味でなら毎日毎日がモーリスの記念日です。年に一度の命日なんかじゃない。モーリスを思う気持ちはいつもいつも変わらない。モーリスはぼくたちの人生の一部であり続けます。モーリスはまだ元気でやっているんだ、そう思うことにします。どこかに旅行に行っているんだ、たぶん、また会える。いや、きっとまた会えるって。(ロビン)
あれから8年、早すぎたその死に、たくさんの思い出に、深い追悼と感謝の思いをこめて。
For Maurice. "Everything we are will never die." Robin
(モーリスへ。ぼくたちのすべては決して消えることはない。 ロビン)
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