【追悼】バリー・ギブのギタリストだったダン・ワーナーさんが亡くなりました
台風15号の影響に加え、猛暑、仕事等々に追われて、またなかなか更新できませんでした(深々っ)が、すでに大勢の方がご存じのように、バリーのバンドでギタリストを務めていたダン・ワーナーさんが去る9月4日に亡くなりました。
Billboard(オンライン版2019年9月5日付)等が伝えたところによれば、ワーナーさんは闘病中だったというわけでなく、いつものように仲間とギターを弾いていて亡くなったということです。
マイアミ・ヘラルド紙(オンライン版9月7日付)の訃報によれば、ワーナーさんはフロリダ州ハリウッド生れ。ラテン系ではありませんでしたが、ラテンミュージックを中心に活躍し、バリーのギタリストとしても知られていました。ふたりが一緒に活動するようになったのは、バリーが2005年に『Guilty Pleasures』のためにミュージシャンを集めた時で、ワーナーさんはクライテリア・スタジオで行われたバリーのソロ・アルバム『イン・ザ・ナウ』のレコーディングにも参加。さらにミソロジー・ツアー、一番新しいところでは2017年のバリーのグラストンベリー公演にも出演しました。『イン・ザ・ナウ』の中でも一番ハードロックしている「ブローイン・ア・フューズ」のツインギターはワーナーさんとバリーの長男スティーヴン・ギブの演奏によるそうです。
バリーがFacebookに寄せたコメントは次の通りです。
「ダン・ワーナーの死に僕たちはみんな打ちひしがれています。心優しい大男、優れたミュージシャンであった僕の友。ダンの奥様、ご家族、そして仲間たちと共に心から冥福を祈ります。ダンは「最高の存在のひとりではなく、本当に最高の存在でした! We love you Dan!」
ヴィォーカリストとしてバリーのツアーに同行したベス・コーエンは、「31年来の友の突然の死に打ちのめされています。その才能でこの世をより良い場所にした人でした」とFacebookで述べています。
その才能と人柄で大勢に愛された優れたミュージシャンのご冥福を心からお祈りいたします。
{Bee Gees Days}
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