ビー・ジーズの劇場用映画に加えてロビン・ギブの伝記の出版計画が進行中です
イギリスの大衆紙Mirror(オンライン版2019年8月17日)が報じたところによれば、ロビンが生前に執筆中だった自伝の出版計画が進行中だということです。
ロビンはテープを使った口述筆記の形で作業を進めており、日本語版の出版も希望してくれていたのですが、健康の悪化により、途中で作業の中断を余儀なくされました。非常に記憶力の良い人だったので、彼の語る幼少年期の記録などはとても貴重なものになったと思います。かなり長時間分のテープが残されたはずなので、ロビンが亡くなって1年ほど経ってからドゥイーナ夫人に現状を確認したところ、その段階ですでにテープ起こしの作業はすべて完了しているというお話でした。
今回の記事によれば、現在、こうしたテープの内容をもとにドゥイーナ夫人が伝記を書いており、「ロビンは大変な子ども時代を過ごして、たくさんの有名人と仕事をしているので、面白い逸話や、新事実などがいろいろ」入った内容になるということです。ロンドンのクラブThe Nedで行われたSkyテレビの新番組「The Power of Women」のお披露目の席上、夫人が語ったところでは、作業はすでに4分の1完了、出版エージェントも決定しており、「ネタバレになるのでテープの内容についてはお話しできませんが、素晴らしいものになるはず」だということです。
そういえば、Mythologyツアーと前後して一時バリーも自伝を執筆していると話していましたが、あれはどうなったのでしょうね。
一方で、ご存じのように、ビー・ジーズ初の劇場用伝記映画の制作も進行中です。「バリー、イヴォンヌ(モーリス夫人)、わたし…と3家族が承認しなくてはならないのですが、興味深いものになるはずです」とドゥイーナ夫人が語る内容は、すでにパフォーマーとして活動していた50年代にはじまって、ビートルズの影響を強く受けたグループとして活躍した60年代、70年代のディスコ全盛期を描くものになるということです。
映画は制作側のコメントによれば「マイアミ時代が中心」になるという点がやや不安(不満?)材料ともいえますが……未発表の映像なども含めた貴重な資料となることは間違いありません。81年までの彼らを個人的に撮影された写真・ビデオ等をお持ちの方は、すでにお知らせした通り、当サイトあるいは映画の公式サイトにご連絡ください。
{Bee Gees Days}
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