サー・バリー・ギブは語る ―「今も弟たちの存在を感じます」

これからもいつも一緒…(ITVニュース・サイトより)

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 バリー・ギブがナイトになったことで、ネットには“ナイト・フィーバー、ナイト・フィーバー(Knight fever, knight fever)”の歌声があふれていますが、中で初発だった記事のひとつ、バリーのインタビューを含むITVレポートオンライン版2018年6月26日付)の内容を以下に簡単にまとめてご紹介します。 

バリーにナイト爵位を授けたのはプリンス・チャールズ。バリーの印象では 

『あなたのことなら知っていますよ』というようなお顔をされた

そうです。

ふたりの間の主な話題は、なんと!

主に膝のことでした。プリンスの前でひざまずいた後、『もう立ってよろしい』といわれたのですが、『立てそうにありません』とお答えしたんです。プリンスは『年々大変になりますよね』とおっしゃいました。

以下にバリーの発言を中心に。

弟たちがいたからこその栄誉だと思っています。

僕たちは生涯をかけて、力をあわせて、決してあきらめずに、やり遂げたのです。もしうまくいかないことがあっても、とにかく前を向いて努力し続けました

本当は弟たちも今日ここにいてほしかった。でもふたりの存在を感じます。いつも感じます。

自作自演した数々のヒットに加え、ソングライターとしてプロデューサーとして、ショービジネス界のビッグネームたちに曲を提供してきたビー・ジーズ。

「バーブラ・ストライサンドをはじめ、たくさんのアーティストと仕事ができたのは、僕にとって特別な体験でした。人のために曲を書くのが好きなのです。単に『今日は曲を書こう』というのではなく、敬愛する相手に『曲を書いてくれ』と頼まれると特別に『頑張ろう』という気持ちになります。

そうしたアーティストは、バーブラ・ストライサンド(Guilty、Woman In Love)、ダイアナ・ロス(Chain Reaction)、ディオンヌ・ワーウィック(Heartbreaker、All the Love In The World)、デスティニーズ・チャイルド(Emotion)、ケニー・ロジャースとドリー・パートン(Islands In The Stream)等々、枚挙にいとまがありません。

サーの称号にはまだ慣れていないので「非現実的な感じ」がするそうです。けれども「イギリスの文化最高の栄誉である、とても誇らしく思っている」そうです。

兄弟そろって成功したことについては、「あきらめずに頑張り続けたことが大きいと思います。子どものときに、何かをやり遂げようと決意したわけですから」。

「成功にはたくさんの失敗もつきものですが、それで足を地につけていられるのだと思います」

イギリスに生れ、オーストラリアで育った彼らが1967年に家族そろってイギリスに戻ったのは

ビートルズに夢中で、ああいうポップ・グループになってみたかったから。

はじめは誰でも人を真似るところから入るのだと思います。そうすることによって、本当の自分を見つけると同時に他のアーティストから力や着想を得られるのだと思います。

記事はこんな風に結ばれています。

作家で作詞家のサー・ティム・ライス(訳注 ビー・ジーズの2枚組ベスト『アルティメイト』に序文を寄せています)は、サー・バリーを「驚異的な天賦の才を持つソングライター」と評している。

サー・バリーはいまだに音楽を生み出し続けており、2017年にはグラストンベリー・フェスティヴァルに登場した。

また、この体験を踏まえて、『イン・ザ・ナウ』に続く新作ソロ・アルバムが登場したら嬉しいですね!

{Bee Gees Days}

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