【追悼】悲しいお知らせ

(Yuzuru Yamamae with Robin Gibb during the latter’s Asian tour, summer 2005)
今日は大変に悲しいお知らせがあります。このサイトの立ち上げ時から「ファン歴合計〇百年」の仲間としてサポートしてくださったファンであり、長年の友人であり、ビー・ジーズを応援していこうという同志であった方がたが、おふたりまでも亡くなりました。
やまちゃんこと山前譲さん(享年70歳)の訃報が届いたのは1月の末。体調を崩していらっしゃいましたが、暮れには「元気になられた」とうかがって、ほっとしているところでした。あまりにも突然のことに気持ちの整理がつかず、いまだに残念でたまりません。2月3日にご在住だった川崎で葬儀が行われ、参列してまいりました。
ご家族の方は当初は家族葬を考えていらっしゃったけれど、たくさんの問い合わせがあったために、特に故人とお別れする時間をとってくださったのこと。大勢の人に愛され、慕われたお人柄が思われます。「Too Much Heaven」と「How Deep Is Your Love」がひそやかに流れるなか、『Main Course』のロゴ入りのクロスや少年のころから大ファンであったロビンの写真に覆われて横たわっていらっしゃる姿を見て、心の中で長年の友情に感謝するとともに、「これからもよろしくお願いします」と呼びかけていました。
ロビンのソロアルバム『救いの鐘』のピンク色の帯付きの盤を、私が死ぬときには「遺言で僕に遺してください」と言っていたのに、先に行ってしまうとは何事ですか!
知的で穏やかでやさしく、ファン同士の交流と友情を大切にして楽しい企画を次々に実現させて、大勢のファンの方に愛されていた山前さん。本職の推理小説研究家として著名な方でしたが、ビー・ジーズのファンが知っているのは豊かな見識と努力と積極性に基づく、世界有数のコレクターとしての山前さんです。ひとなつこくて、誰もを気にかけるあたたかい人柄です。
著名な方だっただけに参列者も多かっただけでなく、何人ものファン仲間が万難を排して全国からかけつけました。有志の方が手配してくださったお花に私も参加させてくださって、どうもありがとうございました。
出棺を見送ったのち、楽しい酒豪でもあった個人を偲んで近くの居酒屋で集まった数人で献杯をし、尽きない思い出を語りあいました。まだまだこれからというご年齢だったと思います。「いつか一緒に研究書を書こう」と語り合っていたのに、その「いつか」は訪れないことになりました。
2012年5月にロビンが亡くなった時にも、イギリスからの第一報を受けて、まずお電話したのは山前さんでした。まだ朝早い時間でしたがいつものようにお仕事中で、すぐに電話を受けてくださり、ふたりで涙ながらに語り合いました。このサイトを続けていく元気が潰えそうになっていたけれど、山前さんが涙声で励ましてくださったのが忘れられません。
もうひとり、暮れのロビンとモーリスの誕生日にも1973年のビー・ジーズ来日時から半世紀以上を超えての大切な友人であったファンの方が亡くなりました。まだまだこれからというときに大切な人たちを次々と失って途方に暮れています。
Stormy nights out in the heaven
I believe in the true forever
There is a bright new star when somebody dies天に嵐が荒れ狂う夜にも
真の永遠をぼくは信じる
誰かが亡くなると空には新しい星がひとつ輝く
(ビー・ジーズ「I Still Love You」1981年)


(ファン仲間からも生花を捧げました)
(Thank you:山前さんのご遺族、Eguchiさん、くり丸さん、Danielさん、beegeeokadaさん、yazakiさん)
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