【1977年10月】FM Fan誌ビー・ジーズ&アンディ・ギブ
アンディ・ギブは1977年のシングル「恋のときめき(I Just Want To Be Your Everything)」で日本に登場しました。これは1977年10月3日号のFMファン誌より。これは4兄弟が日本の音楽誌にカラーで取り上げられるようになった最初のころの記事です。
グループ活動休止状態から脱け出し、ディスコ旋風のさなか、スタイルをガラリと変えて登場したビー・ジーズ。今のディスコタッチのサウンドより、昔のハーモニー主体の方が好き…との声も多いが、アメリカでは完全に人気を回復、再びメイン・コースを歩き始めている。そして、兄貴たちの活躍ととともにアンディ・ギブも好調のデビューを飾った。デビュー・アルバムには兄貴たちが全面バック・アップ、頼もしい協力ぶりをみせている。
というビー・ジーズ・ファミリーの紹介記事なのですが、「グループ活動休止状態から脱け出し」とか書かれると抵抗があったのも確か。こういう書き方を何度もされたから、「活動停止していたのにディスコが流行ったらそれに便乗した」と思ってしまった人もいるのでしょう。
スタイル変更があったのは1975年夏のアルバム『メイン・コース』ですが、その約半年前にはビー・ジーズはキャリア最長の日本公演を実施、満員御礼を連発していました。
そしてイギリスに帰国後、ほぼ間をおかず75年冒頭には次回作『メイン・コース』にとりかかっています。このあたりは今回のドキュメンタリー『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』で割と丁寧に取り上げられている通りです。これのどこが「活動休止状態」なのかね、明智君???
{Bee Gees Days}
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