ブライアン・ウィルソンからバリー・ギブへのメッセージ

「お誕生日おめでとう」とバリーへのメッセージがネット上にあふれましたね💕

なんとビーチ・ボーイズの”お兄ちゃん”ブライアン・ウィルソンからもビー・ジーズの”お兄ちゃん”へのメッセージが!(これはいち早く”X”経由でNan.さん@MoonlightNanに教えていただきました。Nan.さん、ありがとうございます)

Happy Birthday、バリー・ギブ

ザ・ビー・ジーズ(左からバリー、モーリスとロビン)と一緒のブライアン。ブライアンいわく、「1997年にロックの殿堂で会いました。僕、彼らが殿堂入りした時のプレゼンター役だったんです。彼ら、「ラヴ・サムバディ」を歌ったんですよ。

バリーとブライアンといえば、それぞれ有名なミュージシャン兄弟の長兄であり、ともにすぐれたシンガー・ソングライターです。少し前にはInstagramを介して2人の間でこんなやりとりもあったのはご存じの通りです。

ことのはじまりは2021年2月17日ブライアン・ウィルソンがバリーについて自身のインスタグラムでこんな投稿をしたことから。(BrianWilson.comより

ブライアン・ウィルソン

バリー・ギブのことを本当に尊敬している。彼はまるでキングコングだ。彼と僕で何かできるんじゃないだろうか。1997年、ロックの殿堂でバリーに会った。彼らの殿堂入りのプレゼンターが僕だったんだ。彼らは「ラヴ・サムバディ」と歌った。ショーの前にバリーが僕に会いに来たんだけれど、ただだまって座っていただけだった。あとで聞いたら、バリーは緊張していたんだそうだ。僕だって緊張していたよ。

これに対してバリーも尊敬の念あふれる返礼をしました。

僕が生きているのはあなたのおかげです。あなたが自分の声を使って何でも好きなことを表現できると証明してくれたからこそ、これまでずっと僕はあなたの後を、あなたのすることすべてを追いかけてきました僕がキングコングなら、あなたはゴジラだ!素晴らしい誉め言葉をありがとう。できるだけ早く連絡をとって何か一緒にやりましょう。愛する友よ! 言った通り、すべてはあなたのおかげです。

さて、このやりとりから3年あまり、夢のコラボレーションが実現すれば良いですね。兄弟が中心になって作られたグループであること、メロディとハーモニーの美しさで知られていること等、ビー・ジーズとビーチ・ボーイズにはたくさんの共通点があり、ファン層もかなりかぶっているのではないかと思います。

そういえば、ロビンが2011年にスウェーデンに行ってテレビ番組に出演した際にビーチ・ボーイズを話題にしています。「BBCでビートルズ、ビーチ・ボーイズ、ビー・ジーズなどの中でハーモニー・グループとして誰が一番かという、というコンテスト番組があったんです。僕、車に乗っていて、たまたまラジオをつけたんですけど。でね、僕たちが一位でした」と話して聴衆の喝さいを浴びているのですが、最初に観たときには、「バリーだったら違う言い方をしただろうなあ😅」と思ったのを覚えています。

少なくともあとの2つのグループをほめたたえて、「どうして僕たちの方が勝ったのかわかりません」というような言い方をしたんじゃなかろうかと思います。もっとも映像からもわかる通り、このとき、ロビンはすでにかなり健康を害していて、インタビューへの切り返しにもいまひとつ彼らしい鋭さがありません。だけど、ここでちょっと(かなり)得意そうに「僕たちが勝った」などと言ってしまうのはいかにも彼らしい気がします。

また、ビー・ジーズ最後のアルバムとなった『This Is Where I Came In』に入っている美しい曲「ウォーキング・オン・エアー」はモーリスの最高の曲のひとつだと思いますが、モーリス自身「いかにも夏って感じの曲でビーチ・ボーイズへのオマージュだったんだけど、ブライアン・ウィルソンから電話があって、すごく好きだって言われて嬉しかった」と話しています。

バリーとブライアンが「ウォーキング・オン・エアー」をリメイクして、ふたりでハモったら素晴らしいだろうなあ…。もちろんそのほかにふたりのコラボによる新曲も!(九月は夢見る季節!)

(余談ながら、バリーはキングコングよりゴジラが良かったです。ゴジラは日本の怪獣だもんね😁。ビー・ジーズは子どものころ、オーストラリアのテレビで日本の忍者ものに夢中だったそうです。その話はもうしましたっけ?)

{Bee Gees Days}

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