【1977年4月】Rock&Soul誌「タヴァレスと一緒のビー・ジーズ」
”Children of the World”ツアー特集を続けます。
トップに掲載したのは、Rock & Soul誌1977年4月号より、タヴァレスと一緒のビー・ジーズの写真です。
Rock & SoulはHit Parader系のR&B誌で、ここにビー・ジーズが掲載された…というか、この短信は実はタヴァレスに関するものです(訳注 タヴァレスはタバレスとも表記されますし、むしろタバレスの方が昔からなじみがあった気がするのですが、以降は原音に近いタヴァレスでいくことにします)。
タヴァレスはChildren of the Worldツアーでビー・ジーズのサポーティング・アクトを務めて好評を博していました。
このニュース、タヴァレスのシングル「Don’t Take Away the Music」がイギリスでシルバー・ディスクを獲得、BPI(イギリス・レコード産業協会)から盾を贈られたというものです。これが1976年12月2日に実施されたビー・ジーズのマディソン・スクエア・ガーデンのコンサートの後だったために、このお祝いの写真にビー・ジーズも混ざっていたというわけです。写真に写っているのは、タヴァレス5兄弟とギブ3兄弟、そしてタヴァレスのマネージャー、ブライアン・パネッラ(写真左下の人でしょうね)。
タヴァレス兄弟は70年代後半の印象が強くて、当方のイメージの中ではすごく若かったのですが、調べてみたら、下のふたりは1948年と1949年生れでロビンとモーリスと同じぐらいでしたが、上の三人はそれぞれ1941年、1942年、1944年生れでバリーよりも年上でした。しかも、最年長で1941年生れのラルフさんは惜しいことに80歳の誕生日である12月10日を目前に2021年12月8日に79歳で亡くなられて、現在ではタヴァレス4兄弟で活動されているということです。
そしてなんといってもビー・ジーズ関連でいえば、タヴァレスは映画『サタデー・ナイト・フィーバー』のサウンドトラックに入っているギブ3兄弟の曲「モア・ザン・ア・ウーマン」をシングルで大ヒットさせています。そしてまた、タヴァレスといえばやっぱりライヴと思うので、1978年当時のこの曲のライヴ・リンクを貼っておきますのでご覧ください(Taveres – More Than A Woman – Live)。
おお、おお、たしかに「まことにスマートでキャッチー」(まだの方はこちらの記事を読んでくだされ)です!
{Bee Gees Days}
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