バリー・ギブ、大いに語る(「The Two」インタビュー)

ニュージーランド公演のチケット発売に合わせてニュージーランドのメディアにバリーのインタビューが続々と登場していて紹介が追いつかないほどですが、今週のはじめに「これまででもっとも内容が濃い」とも言われるインタビューがニュージーランドのジャーナリスト、ティム・ロクスボロとパム・コーカリーが聞き手を務めるラジオ番組「The Two」に登場しました。ロクスボロ自身がビージーズの大ファンでこれまでにも何度もバリーに取材して信頼を得ていること、パムが女性の視点から気遣いあふれる見事なフォローを見せたことなどもあって、バリーが終始リラックスして非常に率直に語っています。

この10年ほど、表舞台から退いた感があったバリーに代わってロビンがインタビューを一手に引き受けてきましたが、次第に内容が紋切り型になっていく傾向がありました。また、タイプとしては、どちらかといえば「空気が読めない」タイプで失言も多かったロビン(私見)に比べ、常に気遣いの長兄役を務めてきたバリーは、「ソツがない」という印象を与える面もあったようです。そんななかで今回のインタビューは、「ロビンやモーリスに嫌がられることもあったけれど長兄役に徹してきた苦労」をはじめ、家族の軋轢、若き日に影響を受けたアーティストなど、長年のファンでも聞いたことがないようなエピソードが満載されて非常に濃密な内容です。

聞き手を務めたロクスボロのサイト(The Roxborogh Report、2012年10月30日付)にはすでにファンから「これほど率直なバリーは初めてだ」「こんなに心を開いて悲しみを語るバリーに胸を打たれた」などファンやリスナーからの感動の声が殺到しているそうです。

例によって版権の関係で全訳はできませんが、「ファン必聴」のこのインタビュー、なるべく近いうちに詳しい内容をまとめてご紹介いたします。

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