ロビン・ギブの『救いの鐘』ボックスセットがローリング・ストーンが選ぶベスト5に

ソロ時代のロビン・ギブ
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ローリング・ストーン誌が選ぶ「2015年のリイシュー・トップ10」の第5位にロビンの『救いの鐘-ロビン・ギブ・アーリー・ワークス・コレクション』が選ばれました! (Rolling Stone誌オンライン版2015年12月21日付「2015年のリイシュー・ベスト10」)

ディラン、スプリングスティーン等、そうそうたる顔ぶれが次々と話題のリイシューを出す中での5位は、非常な健闘であるといえるでしょう。
以下にDavid Frickeのレビューを簡単にまとめてご紹介します。 

ビージーズの反逆児ロビン・ギブ。1969 年にグループを離れ、オーケストラを多用したLSD風のビージーズのダブルアルバム『オデッサ』の方向性をソロ・アーティストとして追求した。短いソロキャリアであり、ヒットといってもこのコレクションのタイトルとなった「救いの鐘」ぐらいしかない。69年にヨーロッパ各国でトップ5入りしたお子ちゃまポップスヒットだ。同年に発表されたアルバム『Robin’s Reign』の売れ行きががぱっとしなかったために、ロビンが野心的に取り組んでいた次作『シング・スローリー・シスターズ』(アルバム)と数曲のデモは、そのままお蔵入りとなった。ビージーズの放蕩息子ともいうべきロビンは1970年8月にはグループに復帰。この3枚組は豊潤な年代ものであり、ここにあるのは、一見こぎれいに演奏されてはいても、実は、ポップスが内省的で、めちゃくちゃ実験的だった時代の名残りである。まるでディスコなんて存在しなかったかの如くなのだ。

改めて聞くと、ほんと、よくもこんなに深い内容で、実験的なものを、あの年齢で、あの時代枠で、作ったものだと思います。

年を締めくくるにあたって本サイトについて書きますと、今年はいろいろと技術上のトラブルがあり、まだ解決途上で、特に後半はほとんど更新できない日が続きました。が、年の最後をこの記事で締めくくれるのはほんとに嬉しいことです。更新がストップしているうちに、いろいろと情報がたまってしまいましたので、新年はなるべく早いうちに更新を再開したいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

それではみなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。


 

 

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