ビージーズの名曲「ラヴ・サムバディ」がコークのCMに登場

ビージーズ初期の名曲「ラヴ・サムバディ」を使用したCMがアルゼンチンで放送されて話題を集めています。

初めて父親、母親となった若いカップルの姿を描いたこのCM、つい美化されがちな子育て体験の「Ah, no, no…」と絶叫したくなるような側面もうまくとらえて、ユーモアたっぷり。味わい豊かな仕上がりです。

制作側のコメントによれば、新製品コークライトの宣伝にあたり、人生最大の体験のひとつでもある子育てというドラマチックかつはちゃめちゃな時代を描いて「思わず泣き笑いしたくなるような」コメディ路線を狙ったそうで、片思いを歌った「ラヴ・サムバディ」がここでは“大変だけど素晴らしい”子育てに奮戦する親心に奇妙にマッチ。制作側のアイディアの勝利でもあり、「ラヴ・サムバディ」という曲の”愛”を歌った普遍性、幅の広さを示すことにもなりました。原曲で印象的なロビンのシャウトが、このカバーでは混乱と紛糾の真っただ中で二人目の妊娠を告げられた若いお父さんの悲鳴になっているところが面白い。これが嬉しい悲鳴だという点で、このCMは結局のところ人生賛歌になっているわけなのですね。

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