「ロビンとモーリスは天国で一緒です」(バリー・ギブ)《テレグラフ紙2012 年6月8日他》
テレグラフ紙(オンライン版2012年6月8日)にイギリス時間で6月8日の3時から行われたロビンの葬列の模様が掲載されました。
内容を簡単にまとめてご紹介します。
セント・メアリーズ教会に集まった人々を前にバリーがふるえる声であいさつしました。
「人生は短い。ロビンの場合には本当に短かすぎた。あと20年、30年はロビンの素晴らしい精神と美しい心がぼくたちのものであってほしかった。(モーリスについて語って)ふたりとも素晴らしかった。今は一緒にいることでしょう」
教会の前には早朝からすでに別れを惜しむ人々が集まり、町の通り沿いには数百人のファンが並んで葬列を見送りました。真っ赤な薔薇で飾られた白い棺は4頭の黒馬に引かれたガラス張りの馬車で運ばれて行き、バグパイプ奏者やロビンの愛犬オリーとミッシーが付き従いました。自宅入口から会葬者たちが徒歩でこれに続き、中にはバリー、サー・ティム・ライス、DJのマイク・リードやポール・ガンバッチーニ、歌手のピーター・アンドレ、ユリ・ゲラー等の姿が見られました。
また、ミラー紙は葬列の写真ギャラリー付きで、バリーの言葉をさらに詳しく次のように報じています(オンライン版2012年6月8日付け)。
「ふたごに生まれれば、生涯変わることなくふたごなんです。どんな気持ちも共有します。いまふたりはようやく一緒になれました。この10年間、ロビンにとって最大の苦しみはモーリスを失ったことであり、それが彼にいろいろな影響を及ぼしたのだと思います。でもいまようやく一緒になれた。すでにふたりの弟を亡くし、いまロブを亡くしたというのは何とも言えない経験です。本当にいろいろなことが今まさに起きていますが、そのひとつは今日のような日にこんなに大勢の方が来てくださったという事実です。これほどの人が彼を愛してくれた、これほど大勢の素晴らしい人たちが彼を愛してくれた。それを目の当たりにして嬉しく思います。ぼくたち三人は大勢の人の群れをたくさん見てきましたが、今日ロブのために集まってくださったみなさんほど集まった人たちの中に愛が満ちているのを見たことがありません。ぼくにとって激しく心を打たれる経験です。この経験を誰もが決して忘れないでしょう。ロビンはいつまでもいつまでもぼくたちの心の中にいます」
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