訳詞コーナー: 「ソングバード」
今年も5月がめぐってきました。ビー・ジーズには美しい追悼の歌がいくつかあります。この「ソングバード」はもともと追悼の歌として書かれたのかどうかわかりませんが、なぜかとても悲しく美しく、この5月に心に思うにふさわしい歌詞だと、いつも思っています。記事の末尾にも書きましたが、この記事はもともとは2012年5月23日に投稿されたものですが、今週はトップに掲載することにしました。
歌い続けてくれ たぐいまれなるその歌を
いつまでもいつまでも歌い続けてくれ
…
君が遠くへ行ってしまっても 君の声はまだよく聞える
君は決して知らないだろう
どんなに君が美しいか…
歌い続けてくれ 小鳥よ
たぐいまれなるその歌を
いつまでもいつまでも歌い続けてくれ
昔と同じように
君の翼が折れてしまっても
空はあんなにどこまでも広がっている
風は君を待っている
開かれた扉のように
君は遠くへ行ってしまっても
君の声はまだよく聞こえる
君は決して知らないだろう
どんなに君が美しいか
月がのぼったら
ぼくのソングバードを飛ばしてみよう
いつか飛ぶのかな
これまで飛んだなら
どのぐらい遠くまで行ったのかな
歌い続けてくれ 小鳥よ――素晴らしいその歌を
いつまでもいつまでも歌い続けてくれ 昔と同じように
君の翼が折れてしまっても 空はあんなにどこまでも広がっている
風は君を待っている 開かれた扉のように
遠くへ行ってしまっても 君の声はまだよく聞こえる
君は決して知らないだろう どんなに君が美しいか
月がのぼったら ぼくのソングバードを飛ばしてみよう
いつか飛ぶのかな
これまで飛んだなら
どこまで行ったのかな
歌い続けてくれ 小鳥よ――君は最高だ
どこまでもどこまでも 開かれた扉を抜けて
歌い続けてくれ 小鳥よ――素晴らしいその歌を
いつまでもいつまでも 昔の君のように
昔の君のように
ビージーズ1975年のアルバム『メイン・コース』から「ソングバード」。いつまでもいつまでも私たちの心の中で光り輝きながら歌い続けるロビン・ギブのために。
{Bee Gees Days} 【この記事は2012年5月23日に投稿されたものです】
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