順調な回復ぶりが報じられたロビン・ギブ
2月半ばにひさしぶりのステージに立ったあと、再入院のニュースがファンを心配させたロビン・ギブですが、新作『タイタニック・レクイエム』の英国本国での発売まで1カ月を切るなか、英国メディアに順調な回復ぶりを伝える記事が登場しました。
ザ・ミラー紙(2012年3月4日付オンライン版)によれば、大腸ガンと肝臓ガンと闘ってきたロビンは、医師団から、治療の成果が順調にあがって現在は「寛解」状態にあると告げられたと語ったそうです。(ガンの場合、「全快」という表現は使いにくいので、症状に改善が見られた場合にはこの「寛解」という表現が代わって使われます)
すでにロビンの活動予定は秋ごろまでびっしり。この中には以前から懸案であったアメリカでのピアース・モーガンのトークショーへの出演(4月17日)も入っているとミラー紙は明かしています。(注:実際には現段階ではこの出演はまだ予定の段階で最終確定はしていません)
ミラー紙の報道によれば今回の入院はガンとは「無関係な症状」によるもので、次のような関係者の談話が掲載されています。
ガンがいろいろな形で牙を剝いてくるということがわかりました。(…)それでも医師団からのグッドニュースの価値は変わりません。まだまだきびしい闘いが待っていますが、ロビンの持つ前向きさに加え、治療への反応の良さにはみんなが意を強くしています。(…)クリスマスごろまでは毎日が暗い知らせの連続で、これは最悪の覚悟が必要かもしれないとまで思われたのですが、それに比べると今は毎日が明るい話題でいっぱいで、当時を思うと夢のようです。
またロビン自身は、
ぼくにとって仕事がすべてです。仕事があるから頑張れます。みんなに、ファンの全員に、ぼくはだいじょうぶだと知ってもらいたいです。ファンのみなさんの”愛”がぼくの支えになっています。
と語っています。
1月ごろにはまだアメリカへ飛行機で移動するなんてとても考えられない状態だったというロビン、今回の発表はとても嬉しいものですが、これから『タイタニック・レクイエム』の仕事が忙しくなるなか、とにかく、とにかく無理をしないでほしいものですね。
関連記事はMail on Line紙(2012年3月4日付オンライン版)などにも掲載されています。
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