新刊紹介「Treasures of the Bee Gees」
皆さんのお手元にももう届いたでしょうか。オフィシャルではありませんが、イギリスでビージーズの歴史をビジュアルでたどった新刊「Treasures of the Bee Gees」が発売されました。
63ページしかないという情報などが事前に飛びかっていましたので、どんなに貧相でぺらぺらな本かと思ったら、届いてびっくり、お~、これはなかなか豪華!
装丁もしっかりして、写真の製版もきれいです。オフィシャル版ではないので、すでにいろいろなメディアに発表されていたものから収録したようですが、懐かしい写真がどっさり。しかも紙がいいので、とても美しい。
面白いのはポケットが数カ所ついていて、スピリッツ・ツアー等々のチケット、公演ポスターなど「思い出の品」のあれこれが複製で入っていることです。
彼らが68年に出演した「フランキー・ハワード、ビージーズに会う(Frankie Howerd Meets the Bee Gees)」の台本の一部が入っていたのなんか、面白いですね。フランキー・ハワードはご存じ、イギリスを代表するコメディアンで、もともとコメディが大好きだったビージーズはこの共演に刺激されて、ハワードと共に「キューカンバー・キャッスル」を撮影することになります。
作者はEMIやビートルズ関係の著作があるブライアン・サウスオール。版元は美麗な装丁本で知られるイギリスの出版社Carlton Booksです。米ドルにして39.95ドルですが、円高のいま、これが3,000円しないというのは、うん、なかなかにお買い得では。ファンとしては一冊は持っていていいかと思います。本日のおすすめ、でした~。
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