ビー・ジーズの伝記ミュージカルの企画が進行中です
バリー・ギブが統括するビー・ジーズのミュージカル企画が進行中です!
少し前から大きなニュースになっていますので、ご存じの方も多いように、長年の企画がいよいよ本格的に始動する模様です。
ヴァラエティ誌(オンライン版2017年11月8日付)が伝えたところによれば、このミュージカルの企画はユニバーサル・ピクチャーズのシアター部門、ユニバーサル・シアトリカル・グループ(UTG)によって進行中ということです。
以下にヴァラエティ誌の記事を簡単にまとめてご紹介します。
70年代のスーパーグループ、ビー・ジーズのライフストーリーに基づいたミュージカル上演の企画が進行中だ。ビー・ジーズのメンバーとして最後のひとりとなったバリー・ギブが統括する。
UTGは、バリー・ギブ、イボンヌ・ギブ(故モーリス・ギブ夫人)、ロビン・ギブの権利団体と契約を結び、ビー・ジーズの半生を描いた伝記ミュージカル上演権を取得。
まだ企画が立ちあがったばかりで、制作チームも決まっていないが、ブロードウェイで10年のロングランとなったフォー・シーズンの伝記ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』や、同じく4年のロングラインになっているキャロル・キングの伝記『ビューティフル』等の路線を踏襲し、ギブ兄弟の成功への道を描く内容になりそうだ。
また、ヴァラエティ誌によれば、具体的な予定や最終的な上演場所(ブロードウェイ等々)も未定だということです。
長年の懸案だったこの企画、ロビンが2005年にソロ(ロビンいわく「ひとりビー・ジーズ」)で来日した時の記者会見でも質問に出て、ロビンは「アバの『マンマ・ミーア』のようにビー・ジーズの音楽を使った物語になるのか、あるいはビー・ジーズ自身の伝記ものになるのか、まだ不明」と語りつつ、日本滞在中にもDVDを見たりしていろいろと研究していたようです。2009年秋にはビー・ジーズの半生を扱った伝記ものとしての企画が立ちあがり、バリーとロビンがそれぞれに『ジャージー・ボーイズ』のステージを見に行ったりしています。ロビンの、「ぼくの役はぜひすごいイケメンに!」というジョーク(?)も記憶に新しい。
「ビー・ジーズのカタログをあるべきところに、あるべき形で」と語ってきたバリーですが、昨年多くの人を驚かせたカタログのUMGへの移籍はUTGと連携してのミュージカル企画を視野に入れたものだったのかもしれませんね。
ところでユニバーサル・シアターというと、日本では上演されるのでしょうか。子ども時代から活躍したビー・ジーズですから、歌のうまい子役とかをオーディションで集めるのかな。(個人的には、彼らの歌を他の人が歌ってもピンと来ないので、ビー・ジーズ本人が歌う音源を使って日本製アニメにしてほしいんですけど、どうでしょう?!)
{Bee Gees Days}
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